こんにちは。
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の戸張です。
気がつけば 9月末になり、10月が近づいてきました。
晴れた日はまだまだ暑いですが、朝晩がいくらか涼しくなってきたでしょうか。
朝晩に関しては、散歩やランニングなど屋外で行う運動がやっと安全な気候で行えるようになってきそうです。適度な運動をしながら体調管理に気をつけていきましょう。
とはいえ、私もそうですが外で運動するのは覚悟が必要でなかなか難しいですよね・・・。
今回は前回に引き続き、O脚の方が進行予防のために行うといい自宅での運動方法をお伝えさせていただきます。
秋の夜長にぜひ行ってみてください。
O脚の進行を予防するには?
〜ご自宅での運動方法〜
では、まず姿勢を確認してみましょう。
O脚は下の図のように、両足を揃えて立った時に膝と膝の間に隙間ができてしまう状態とされています。
そして、下の女性の図を見比べてください。
向かって右側の女性の姿勢は左側と比べると、背中が曲がり、顎が下がるような悪い姿勢になっています。
このような姿勢になると、骨盤が後ろに傾き、自然とO脚になりやすくなります。
立ち上がっていただき、この姿勢を真似していただくと、自然と足が開き、いわゆるガニ股になってしまうことを実感できるかと思います。
そのため、運動やストレッチなども大切なのですが、日頃の座っている姿勢や立っている姿勢がとても重要なのです。
あらためて、ご自身の姿勢をスマホなどで撮影してもらったり、鏡の前で直接確認していただくといいかもしれません。
また、日々の姿勢とO脚を予防するための骨盤の運動を行ってみて下さい。
デスクワークの合間やTVを観ながらでも簡単に行えますよ。
◎ 骨盤の運動
① 椅子に浅めに腰かけて、腰に手を当てて姿勢を正します。
② 息を吐きながら背中を丸め骨盤を後ろに倒します。
③ 息を吸いながら背中を伸ばし骨盤を立てていきます。
姿勢の崩れは筋力の低下、膝や腰の痛みにつながってしまう可能性があります。
前回紹介させていただいた運動を継続していただき、日常生活では今回の内容を意識していきましょう!
なお、O脚、変形性膝関節症の予防や治療には運動に加えて、ストレッチ、日常の姿勢や歩き方の修正、生活習慣の見直しや環境整備、インソールや装具の作成、手術などあります。ご自身の状態に合わせた方法を検討する必要があるため、医療機関や専門家からの助言を仰ぐことが望ましいです。
「てるてるとてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
てるてるとてくてく
フットマスター 戸張俊(理学療法士)
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