こんにちは。
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の戸張です。
6月になり、各地で梅雨入りし、大雨が降り被害が出るなど私たちの生活にも影響が出ています。
大雨が続く際には防災気象情報を確認するとともに、迅速な行動がとれるように日頃から準備しておかなければならないなと感じました。
さて、シトシト雨の日が続く梅雨の時期は、外出するというよりも自宅で過ごされる方も多いのではないでしょうか。
外出しづらいこの時期だからこそ、なかなか続けることができない自宅での運動習慣を身につける機会にしてみませんか。
今回はO脚の方が進行予防のために行うといい自宅での運動方法をお伝えさせていただきます。
O脚の進行を予防するには?
私もそうですが、日本人はO脚の方が多いとされ、女性の方が特に多くなっています。
変形性膝関節症の要因とされ、体重が膝関節の内側にかかりやすく、年齢を重ねると膝の関節軟骨がすり減り、痛みや腫れが出てしまう方もいます。
さらに腰や足の痛みや変形につながる場合もあるため、現在問題がない方でも注意が必要です。
O脚の方は、脚の内側の筋肉に比べて外側の筋肉が強くなってしまうため、脚が太く見えやすくなります。むくみや脂肪もつきやすいともされています。
上記の図のように膝が外に開いていってしまうため、内側に引き戻す筋肉を鍛えることが大切とされています。そのため、大臀筋や内転筋、大腿四頭筋など、お尻から太ももの筋肉を強化することが進行予防につながっていきます。
①太ももの後ろの筋肉を強くする
仰向けで膝とお尻と胸が真っすぐなるように持ち上げて下ろします。
反対側の膝は90度くらいに曲げて支えます。
②太もも内側の筋肉を強くする
足と足の間にボールやタオルをはさみ、ゆっくりとつぶします。
③太ももの前の筋肉を強くする
椅子に腰かけ、膝をゆっくりと伸ばし、ゆっくりと足を下ろしていきます。
④下半身の筋肉を強くする
足は肩幅より少し広めに開きます。お尻を後ろに引きながらゆっくりと下ろし戻します。
膝が足の爪先よりも前に出さないことと、膝が内側に入らないように注意します。
以上のような運動をはじめは無理なく続けてみてください。
TVやYouTubeを観ながら、好きな音楽やラジオを聴きながら、運動しても構いませんよ。
梅雨のこの時期を自宅で楽しく運動して、O脚を予防していきましょう!
※ 痛みや強い疲労を感じる場合はすぐに中止してください。
なお、O脚、変形性膝関節症の予防や治療には運動に加えて、ストレッチ、日常の姿勢や歩き方の修正、生活習慣の見直しや環境整備、インソールや装具の作成、手術などあります。ご自身の状態に合わせた方法を検討する必要があるため、医療機関や専門家からの助言を仰ぐことが望ましいです。
「てるてるとてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
てるてるとてくてく
フットマスター 戸張俊(理学療法士)
https://teruteru-day.amebaownd.com
https://www.facebook.com/teruterutotekuteku/
足のお悩みは全国のフットマスターにご相談ください。
>>全国のフットマスター