こんにちは。
フットマスターの流岳史(ながれたけし)です。
日頃、クライアントさんの足や靴の悩みをお聞きしていると、女性はおいくつになっても足の形を気にしているんだと気付きます。先日もオーダーメイド矯正インソールを使い始めた80代の女性が、「膝の痛みも楽になったけど、足も細くなった気がする!」と、嬉しそうに足を撫でながら話してくれました。
私たちフットマスターが作製するオーダーメイド矯正インソールは、土踏まずのアーチを整えて足の動きを骨格の理にかなった動きに矯正するので、姿勢の改善や足腰の痛みの軽減に限らず、こうした美容面でも良い変化を期待できます。
今回は、オーダーメイド矯正インソールを使うと足が細くきれいになる理由についてお伝えしていきます。
足がむくんで太くなる原因
ふくらはぎは第2の心臓という、血流にはとても大切な働きを担っています。
私たちが普段歩いている時に、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることで血管へポンプ作用を働きかける機能になります。このポンプ作用のお陰で、心臓から遠く低い足先まで流れてきた血液が、重力に逆らいながら心臓へ帰るのを手助けしているのです。
それなので、比較的足のむくみに悩みを持つのは女性に多いので、一般的には「女性は筋肉量が少ないから」と理由付けされています。しかし実はいくらふくらはぎに十分な筋肉がついていても、うまく使えていなければ第2の心臓の機能は働きません。そういった状況が女性で起きやすい事実もあります。
女性は男性に比べて靭帯が柔らかいので、土踏まずのアーチが崩れやすい特徴があります。土踏まずが体重に負けて潰れてしまうと、足首がくの字に曲がってしまいます。こうなると歩いている時に足をねじって地面を蹴ってしまうので、ふくらはぎではなくスネの筋肉を使って歩いてしまいます。
こうなるとふくらはぎの筋肉を効率よく動かせないので、第2の心臓の機能が働かず、足がむくみやすくなります。それどころか、本来は小さく細いスネの筋肉を使って歩くことになるのでスネの筋肉が太くなり、見た目にも太く外側に張り出した足の形になってしまいます。
オーダーメイド矯正インソールで足首の歪みを防止
靭帯が弛んで崩れてしまった土踏まずのアーチは、残念ながら完全には元に戻すことはできません。足首が歪むと、むくみやすく足の外側に筋肉が付きやすくなった足は、膝関節や股関節などに負担が溜まりやすく、姿勢が悪くなったり様々な痛みの原因になります。
そこで私たちフットマスターが作製しているオーダーメイド矯正インソールの出番になります。
オーダーメイド矯正インソールは、お一人おひとりの足の形を丁寧に手作業で石膏を使って採型します。手作業にこだわるのは、本来の土踏まずのアーチの形を再現するためです。こうして取り出したした模型を元にインソールが作るので、使用時に本来の足首の動きを取り戻せるのです。
オーダーメイド矯正インソールを靴に入れると、体重に負けて潰れていた土踏まずを下から支えてくれるので、足首の歪みが解消されて、歩行時に足を真っすぐに使えるようになります。それなのでふくらはぎは第2の心臓の機能を最大限に使えるようになるので、足のむくみが解消されます。
また蹴り出し時に使う筋肉が、足の外側の筋肉から裏側の筋肉になるので、どれだけ歩いても太くなる心配はありません。更に付け加えると足の裏側の筋肉は外側の筋肉よりも大きいので、歩く時のエネルギー代謝が良くなります。そのお陰でオーダーメイド矯正インソールを使い始めると、人によっては体重も少し減る方もいらっしゃいます。
このように足首が歪んで真っすぐに使うことが難しくなった足でも、オーダーメイド矯正インソールは本来の足の動きを取り戻すので、将来の腰痛や膝の痛みを予防して、細くきれいな足を維持することができるのです。
オーダーメイドのインソールの作製でも珍しい、うつ伏せ寝で手作業での石膏採型。こうして体重に負けて崩れやすくなった土踏まずのアーチを、本来の形に戻して模型を作ることができるので、足首の歪みを正しい位置に矯正するインソールを作ることができます。
まとめ~細くてきれいな足は●●が大事
ここまで足が太くなる原因と、オーダーメイド矯正インソールでそれを予防する方法について述べてきましたがいかがでしょうか?
「細くてきれいな足は●●が大事」と題して今回は書き進めてきましたが、答えは「足首」になります。足は体の土台になるので、左右の足首の歪みが全身の歪みの原因になります。
私たちフットマスターは足首の歪みを防ぎ、きれいな姿勢・体形を維持して様々な痛みを防ぐために、オーダーメイド矯正インソールの作製だけでなく新保式ボールウォーキングの指導や正しい靴選び・履き方の知識をお伝えする活動をしています。
足の事でお悩みでしたら、全国のフットマスターにご相談下さい。
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