こんにちは。
香川県多度津町のクリニックに勤務しております、フットマスターの立本道子です。
前回のブログでは「足でゲンコツできますか?|足指チェック」というテーマで、足指が使える人と使えない人との違いについて書かせていただきました。
今回は「頻尿・尿漏れと足との意外な関係」についてお話いたします。
「最近トイレが近い…」「くしゃみをした瞬間にヒヤッとする…」「夜中に何度もトイレに起きてしまう…」こうした頻尿や尿漏れのお悩みは、年齢に関係なく多くの方にみられます。
もちろん内科的な原因が隠れている場合もありますが、実は非常に多いのが――
骨盤底筋のゆるみ(筋力低下)なのです。
骨盤底筋とは?
骨盤底筋とは、骨盤の底にある筋肉の集まりで、 膀胱、子宮、直腸などの臓器を支える大切な役割をしています。
また、尿道や肛門を締める働きもあり、排せつをコントロールする重要な筋肉です。
この筋肉が弱くなると、尿道を締める力も低下し、
- トイレが近くなる
- 咳やくしゃみで尿漏れする
- 我慢しづらくなる
といった症状が起こりやすくなります。
骨盤底筋は「位置」も大切です
実は骨盤底筋は、筋力だけでなく「正しい位置」にあることもとても重要です。
骨盤底筋が正しい位置にあることで、
- 内臓が本来の位置に収まる
- 腹圧が正常に保たれる
- 骨盤底への負担が減る
ため、尿漏れが起こりにくくなります。

姿勢と尿漏れの関係
例えば猫背になると、骨盤が後ろへ傾きます。
すると、本来ななめに支えているはずの骨盤底が水平になり、腹圧が骨盤底に直接かかりやすくなります。
その結果、 咳やくしゃみ、重い物を持つ といったちょっとした動作でも、思わず尿漏れが起こりやすくなるのです。

夜間頻尿と「ふくらはぎ」の関係
夜中に何度もトイレへ行きたくなる「夜間頻尿」。
実はここにも、足元が大きく関係しています。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。歩くことでふくらはぎが動くと、ポンプのように働き、血液、リンパ液、余分な水分を重力に逆らって上半身へ押し戻してくれます。
しかし歩き方が悪かったり、足元が不安定だったりすると、このポンプ作用がうまく働きません。
すると余分な水分や老廃物が足に溜まりやすくなります。
そして夜、横になると――
昼間足に溜まっていた水分が一気に血管へ戻り、腎臓が尿をたくさん作るため、何度もトイレへ行きたくなってしまうのです。

改善・予防の基本は「正しい姿勢」と「正しい歩き方」
頻尿や尿漏れの改善・予防で大切なのは、正しい姿勢で、正しく歩くことです。
姿勢が整うことで骨盤底筋が本来の位置で働きやすくなり、筋力低下の予防にもつながります。
また、正しく歩けるようになることで、
- 骨盤底筋
- ふくらはぎ
- 足裏
がしっかり働き、
- 頻尿・尿漏れの予防
- むくみ予防
- 夜間頻尿予防
にもつながっていきます。
足元は「身体の土台」です
皆さんもご存じのように、足元は身体の土台です。
足元が崩れると、
- 正しい姿勢
- 正しい歩き方
- 正しい筋肉の使い方
が難しくなります。
つまり、頻尿や尿漏れの改善にも、まず「足元」が大切なのです。

フットマスターとしてできること
私たちフットマスターは、
- 足の状態のチェック
- 姿勢や歩行のアドバイス
- 靴選び
- オーダーメイドインソール作製
などを通して、足元から身体全体を整えるサポートを行っています。
まずは「足元」と「姿勢」を見直してみませんか?
頻尿や尿漏れは、「年齢だから仕方ない」と思われがちです。ですが、足元・姿勢・歩き方を見直すことで、身体は変わっていきます。
お悩みのある方は、ぜひ一度、ご自身の足元から見直してみませんか?
足やお身体でお悩みのこと、お気軽にフットマスターへのご相談もお待ちしております。
フットマスター/ウォーキングインストラクター
立本 道子
香川県丸亀市(詳細は別途ご案内します)
<インスタグラム>https://www.instagram.com/amietosana/
<メール>fiorellinomichiko@yahoo.co.jp

