こんにちは。
埼⽟県富⼠⾒市のフットケアサロン『SunnyFoot』 代表の齋藤香織です。
今日のブログテーマは「昔と同じ上履きで大丈夫?成長期の子どもの足に起こる問題と正しい選び方」。
「学校の上履きなんて、どれも同じでしょ?」そう思っている保護者の方は多いかもしれません。
しかし実は、成長期の子どもの足はとても柔らかく、毎日長時間履く“上履き”の影響を受けやすいと言われています。
近年では…
- 外反母趾
- 浮き指
- 扁平足
- 姿勢不良
- 転びやすさ
など、子どもの足トラブルが増えており、その背景には「足に合わない靴環境」が関係しているケースも少なくありません。
特に学校では、一日の多くの時間を上履きで過ごします。だからこそ、成長期の足に合った上履きを選ぶことがとても大切です。
今回は、昔ながらの上履きが子どもの足に与える影響や、正しい上履き選びについてわかりやすく解説します。
学校の上履きは昔からほとんど変わっていない
日本の学校でよく使われている上履きは、昔から大きな変化がありません。
軽くて安価で扱いやすい「バレエシューズ型」が主流で、多くの学校で今でも使われています。
もちろん、すべての上履きが悪いわけではありません。
しかし、昔は今よりも子どもたちが外で遊ぶ機会が多く、裸足で走り回ることも珍しくありませんでした。
ところが現代では、
- 外遊びの減少
- 運動不足
- 室内生活の増加
- 足指を使う機会の減少
などによって、足の筋力が弱くなりやすい環境にあります。
そのため、足をしっかり支えにくい上履きでは、成長途中の足に負担がかかるケースが増えているのです。

成長期の足はとてもデリケート
子どもの足は、大人の足とは違います。成長期の足の骨はまだ未完成で、軟骨部分も多く、とても柔らかい状態です。
そのため、毎日履く靴の影響を受けやすく、合わない靴環境が続くことで足の形が変わってしまうこともあります。
また、子どもの足裏アーチ(土踏まず)は成長とともに形成されます。
足指をしっかり使い、
- 歩く
- 走る
- 踏ん張る
という動作を繰り返すことで、足裏の筋肉が発達し、安定した足へ成長していきます。
しかし、足指が使いにくい靴を履いていると、正常な発達を妨げる可能性があります。
合わない上履きで起こりやすい足トラブル
浮き指
最近増えていると言われるのが「浮き指」です。
浮き指とは、立った時に足指が床につかない状態のことを指します。足指が使えないと身体をうまく支えられず、
- 疲れやすい
- バランスが悪い
- 転びやすい
- 姿勢が崩れる
などにつながることがあります。

外反母趾
外反母趾は大人だけの問題ではありません。
成長期に、
- つま先が狭い
- 足に合わない
- 指が圧迫される
などの環境が続くと、親指が徐々に曲がってしまうことがあります。最近では小学生でも外反母趾傾向が見られるケースがあります。
扁平足
扁平足とは、土踏まずのアーチが低下した状態です。
足裏の筋力が弱いとアーチを支えられず、
- 足が疲れやすい
- 長時間歩けない
- 運動が苦手になる
などの原因になることがあります。

巻き爪・爪トラブル
サイズが合わない上履きや、大きすぎる靴を履いていると、足が靴の中で滑ります。
すると、脱げないように無意識に足指を丸めて歩く癖がつき、爪に負担がかかることがあります。
その結果、
- 巻き爪
- 爪の変形
- 爪周囲の炎症
などにつながるケースもあります。
「大きめ上履き」が危険な理由
子どもはすぐ成長するため、「少し大きめを買う」というご家庭は少なくありません。
しかし、大きすぎる上履きは注意が必要です。
靴の中で足が動くと、
- 足指を握って歩く
- 足が不安定になる
- 姿勢が崩れる
などの問題が起こりやすくなります。
特に成長期は、正しい歩き方や身体のバランスを学ぶ時期でもあります。
だからこそ、「今の足に合っているサイズ」を選ぶことが大切です。
成長期におすすめの上履きの選び方
では、どのような上履きを選べばよいのでしょうか?
ポイントは以下の4 つです。
①つま先に適度な余裕がある
指が自由に動かせることが大切です。ただし、大きすぎるのは逆効果です。
② かかとがしっかり補強されている
かかと部分が柔らかすぎると足が不安定になります。軽く押しても潰れにくいものがおすすめです。
③ 足の甲を固定できる
ベルトタイプやゴムでしっかり固定できるものは、足が靴の中で動きにくくなります。
④ 正しい位置で曲がる
靴は足指の付け根部分で曲がるのが理想です。真ん中から大きく曲がる靴は、足が不安定になりやすいことがあります。
成長期だからこそ「オーダーメイド矯正インソール」という選択肢も
成長期の子どもの足は、まだ骨格や筋肉が未完成な状態です。
そのため、足のバランスが崩れたまま成長してしまうと、
- 浮き指
- 扁平足
- 外反母趾傾向
- O 脚
- 姿勢不良
などにつながることがあります。特に、
- 足がすぐ疲れる
- 転びやすい
- 歩き方が気になる
- 靴の減り方が偏っている
といったサインがある場合は、足裏のバランスが崩れている可能性もあります。
そこで近年注目されているのが、「オーダーメイド矯正インソール」です。
一人ひとり異なる足の形や歩き方に合わせて作製することで、
- 足裏のバランスを整える
- 正しい重心へ導く
- 足指を使いやすくする
- 姿勢の安定をサポートする
など、成長期の足環境をサポートする役割が期待できます。
特に子どもの時期は、大人よりも身体の適応力が高いため、早めに足環境を整えることがとても重要です。
「まだ子どもだから大丈夫」ではなく、成長期のお子様だからこそ、足元から身体を支えるケアを考えることが大切です。
>>関連記事①:その足裏のタコ、放置は危険|インソールでできる予防と改善策
>>関連記事②:巻き爪の原因は足裏にあった!根本改善にはインソールが効果的な理由
足は身体の土台です
足は、身体を支える大切な土台です。成長期の足環境は、
- 姿勢
- 歩き方
- 運動能力
- 将来の膝や腰への負担
にも関わってきます。
「そのうち治るだろう」と思っていても、成長とともに症状が強くなるケースもあります。毎日履く上履きだからこそ、一度見直してみることが大切です。
まとめ
昔ながらの上履きは、すべてが悪いわけではありません。
しかし、現代の子どもの足環境を考えると、足に合った上履きを選ぶ重要性は高まっています。
成長期の足はとても繊細です。
- サイズが合っているか
- 指が動かせるか
- 足が安定しているか
を確認しながら、子どもの足を守っていきましょう。
子どもの足は、一生使う身体の土台です。毎日の上履き選びが、未来の健康につながるかもしれません。
足のこと、靴選びのこと、オーダーメイド矯正インソールのことなど、お近くのフットマスターにお気軽にご相談ください。
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