こんにちは。
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の戸張です。
4月になり暖かい日が増え、身体を動かしやすくなってきました。
様々な花が咲き始め、ランニングやウォーキングをするのも楽しい季節です。私もジョギングをした際に、桜や菜の花に見とれて、いきなり長い距離を走ってしまい、予想以上に疲れてしまいました。
皆様も無理はせず、始める前の準備運動を忘れず、怪我をしないよう身体を動かしていってくださいね。
春は新入学や新社会人、転勤や転職など新生活のスタートの季節です。学校や職場で指定の靴を購入して新しく履き始めたり、新しく靴を買い替えたりすることも多いかと思います。
その時に気をつけるポイントはいくつかありますが、本日はつま先の形について書きたいと思います。
※ 前回のブログ「靴と足のマッチング」もぜひご一緒にお読みください。
つま先の形は3つに分かれるといわれています。
1つ目がエジプト型です。
親指が一番長くなっています。日本人の約60%がこの足の形だと言われています。
合わない靴を履いていると、親指が人差し指の方に「く」の字に曲がってしまう外反母趾になりやすい形です。
親指から小指にかけてカーブする靴が合いやすくなっています。
2つ目がギリシャ型です。
人差し指が一番長くなっています。
合わない靴を履いていると、Z字型に指が曲がってしまうハンマートゥという障害が起きやすい形です。
つま先から左右対称にカーブする靴が合いやすくなっています。
3つ目がスクエア型です。
親指と人差し指の長さがほとんど同じになっています。
靴のつま先が四角い靴が合いやすくなっています。
足のどの指が長いかによって合う靴の形が異なってきます。靴を購入する際には靴のサイズにばかり気にしてしまいますが、靴の形も注意してみましょう。
デザインが気に入った靴でも、もしかしたら自分のつま先の形に合っていないものかもしれません。
私は人差し指が最も長いギリシャ型ですが、皆さんは何型でしたか?
ちなみにエジプト型はエジプトの彫刻にこの形が多く、ギリシャ型はギリシャの彫刻にこの形が多いことからそれぞれの名前がついたようです。
美術館や博物館で彫刻を見た際にはつま先の形を見るのも面白いかもしれません。
靴選びのポイントは他にもいくつかありますが、試し履きをすることや店舗で購入する際には専門家の助言を仰ぐことが大切です。
これを守ることで、上に出てきた外反母趾やハンマートゥ、タコなどの足の障がいを予防することができるかと思います。
「てるてるとてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
てるてるとてくてく
埼玉県児玉郡上里町金久保字蓮山359−1イオンタウン上里1F
フットマスター 戸張 俊(理学療法士)
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