こんにちは。
埼玉県越谷市の一生歩ける足作り整体師・流 岳史(ながれ たけし)です。
先日、20代女性クライアント様から、ヒール高4cmの靴で出かけたら親指が痛くなって歩けなくなったとの相談を受けました。それでもヒールは履きたいとのこと。
過去にフットマスターサイトで何度も言及してきましたが、ヒールが高くなればなるほど、肩・腰・膝などの関節の負担は増すのは事実です。しかし女性はTPOや好みによってどうしても必要な時がありますよね。当院ではヒールについて頑なに「No」とは言っていません。身体を痛めるリスクをご理解いただいた上で、ヒール靴を履きこなして身体のダメージを減らすコツをお伝えしています。
「ヒールで長く歩いて親指が痛くなる」というのはとても多い相談です。実はこれを放置すると、土踏まずのアーチが崩れて外反母趾や猫背・腰痛などの原因になる可能性があります。
一体、何が原因で親指が痛くなり、どうしたら回避できるのでしょうか?
今回はこの問題について解説していきます。
かかとが高くなると前のめりになる
ヒール靴でのトラブルを理解していくのには、かかとが高くなるとどのように姿勢が崩れるのかを把握する必要があります。
こう言うと「姿勢の崩れなんか考えたことがなかった?」とおっしゃる人が多いのですが、ヒールを履きこなすのには、踵が高くなる分、姿勢が崩れやすくなると認識しておくことはとても大切なことです。かかとが高くなっているということは、下り坂にずっと立っているのと同じ状態です。下り傾斜の所にずっと立っているのを想像すると、何だか疲れそうですよね?このことを考えるとヒールの高い靴は身体に何らかの負担がかかることはご理解いただけると思います。
下り傾斜に立つと当然のことながら、かかととつま先に高低差が生じるので、重力に引っ張られて身体は前のめりになります。ボールなら低い方へ転がってしまうところですが、私たちの身体は前に倒れずに少々の傾斜なら立位を保つことができます。なぜ立位を保つことができるかというと、前に転ばないように身体の各部位に力を入れて前に倒れようとする力にブレーキをかけているからです。
試しに前のめり姿勢をしてみて下さい。ブレーキの役割を一番果たしているのはどこでしょうか?
もうお分かりですね。一番頑張ってブレーキをかけている部分こそが足の指なのです。足の指はとても小さい部位ですが、重心が前のめりに崩れた時に、一生懸命に地面をつかんで体重が前にいかないようにおさえて前に転ぶのを防いでくれます。
これをヒールで歩いている時に置き換えると、ヒールで立ったり歩いたりしている間中ずっと、このように足の指に力が入り続けることになるのです。手を強く握り続けていると指が疲れて痛くなってくるのと同じように、足の指も一日中力が入っていれば疲れて痛くなってきます。これがヒールで一日過ごした時の足の指の痛みの原因なのです。
下り傾斜なので前のめりになる
典型的な前のめりの回避姿勢
それではこのような足指の痛みを防ぐのにはどうしたらよいでしょうか?
単純に考えれば、前のめりになった姿勢を重力と平行に起こしてあげることになります。姿勢について意識の高い方は「そんなのやってるよ」とだいたいお答えになりたくなりますよね。実際これは意識しないでも、私たちの身体は重力の方向と平行になるように姿勢を調整するようにできているので、まっすぐ立っているかのようにバランスを取るのは容易にできます。しかし実はここに落とし穴があるのです。
多くの人がヒールでの前のめり姿勢を調整する時は、本能的にバランスを取ろうとするので、膝を曲げたり、腰をそらせたりして、身体の各関節で姿勢の崩れをフォローして前のめり姿勢を回避します。
そのため、膝を曲げていれば太ももの筋肉が疲れて膝の痛みを、腰をそらせていれば腰の筋肉が疲れて腰痛を引き起こし、このような骨格の乱れは猫背など姿勢の悪化やスタイルの乱れを誘発してしまいます。
それなので、やみくもにまっすぐな姿勢を頑張って保っても何も意識しないよりはマシかもしれませんが、身体へのダメージは防ぐことはできません。
私たちは日常的に「姿勢を正す」という言葉を使っていますが、きちんとキレイな姿勢の取り方を習ったことがなく、とても概念的にしか理解していません。それなので、多くの人が「姿勢を正す」というと我流になりがちです。そのため、我流の「姿勢を正す」を繰り返し繰り返し行うことで、年齢とともに姿勢のクセが大きくなってしまいます。大切なのは我流で「キレイな姿勢」を保つのではなく、どうすれば姿勢がキレイになるのかその基準を身体に覚えこませることなのです。
これはヒールを履いた時も同じことが言えます。むしろ下り傾斜の骨格的には不自然な状況で立ったり歩いたりするので、ヒールを履く時こそキレイな姿勢を保つための基準を覚えておくことは重要なことといえます。
それでは「キレイな姿勢の基準」とはどのようなものなのでしょうか?
前のめりを腰をそらせて補正した姿勢
前のめりを膝を曲げて補正した姿勢
どんな靴を履いても重心はバランスポイント
キレイな姿勢を保つために絶対に覚えてもらいたことがあります。それは「バランスポイント」です。
バランスポイントは内くるぶしと外くるぶしをつないだ線の真ん中辺り、かかとの骨のちょっと前の位置になります。キレイな姿勢を保つのには、このバランスポイントに立位で重心を置くことが大前提となります。なぜかというと、私たち人間はかかとの骨が発達しており、かかとで重心を取ることで骨に体重が分散しやすくなり、全身の筋肉が頑張らずに姿勢を保てるようになっているからです。
試しにバランスポイントに重心を置いて深呼吸をしてみてください。たくさん空気を吸い込めるはずです。これに対して、少し前のめりになって足指に力を入れた姿勢で深呼吸をして下さい。深く息を吸えなくなりませんか?
これは重心がバランスポイントからズレたことで、全身の筋肉が力んで肺が膨らましにくくなってしまうからです。つまり、前のめり姿勢になって足指に力が入ってしまうと、全身の筋肉に力が入って凝りやすくなり、また呼吸も浅くなって疲れやすくなります。
バランスポイントに乗ることはヒールを履いた姿勢でも同じことです。ヒールを履いてかかとで立ってみて下さい。かかとに乗るのに多少は筋力を使いますが、いつもより肩・背中・腰・太ももの力が抜けているのを感じられませんか?
先程の「前のめり回避姿勢」の場合、前のめり姿勢から重力に平行な姿勢の調整をしています。そのため、足の土台が身体にとってラクな状態になっていなく、無理やり膝や腰などを使って調整している状態です。それなので、腰や膝に負担がかかってしまうのです。
ヒールを履いたらまずはかかと重心にすること。そこから姿勢を整えていくと、骨格の理にかなった姿勢調整がしやすくなります。
更に立位であれば、膝が曲がらないように膝を伸ばすことを意識して、また腰をそらさないようにお腹をへこますように腹筋に力をいれると、下り傾斜に負けずに文字通り直立の状態を保ちやすくなります。
立位のポイントを抑えて歩く時のコツ
立位の基本がご理解いただけたと思いますので、いよいよ歩き出します。
歩く時もかかと重心・お腹をへこます・膝を伸ばすのポイントは基本的に変わりません。それなので、一回立位の姿勢で整えて、その目線・身体の状態で足を踏み出すことから始めます。
この時、あまり大股にせずいつもより若干手前に足を着く方が、かかと重心を保ちやすくなると思います。そして前に出した足の上に状態が乗る時まで、膝は伸ばすようにしておくと、重心が上体の下に来た時にバランスポイントに乗ることができます。前に出した足に後ろの足を揃えると、直立姿勢になるイメージです。
また盲点になりやすいのがつま先の向きです。目に見える足を着いたタイミングはきちんとつま先が前に向くように意識をしている人は多いようですが、目に見えない足が地面を離れる時は意識できていない人が多いようです。
他の人の歩き方を見て「何であの人はがに股なんだろう?」とか思ったことはありませんか?おそらくご本人はまっすぐ歩いているつもりで気付いていないのです。
一般的に親指や母指球で地面を蹴ることが正しいとされていますが、私たちの身体は構造上、意識しないでも親指に頼るようにできています。それなので親指で地面を蹴ろうとすればするほど、指が5本もあるのに親指だけしか使わなくなり、親指が疲れて痛くなったり、がに股になってしまう原因になります。
本当に意識すべきは小指や小指球です。小指を使っている感覚ありますか?小指側を使う意識をすると、地面を蹴る足が安定して、足首の可動域が広がる感覚になると思います。5本の指を使って地面を蹴るので、無駄な力が抜けるから関節も緩むのです。小指側がしっかり使えていれば、がに股になる心配もありません。地面を蹴る時の足は見えないので、つま先がまっすぐ前を向いていないか確認しにくいですが、このように小指を使えば外を向きにくくなるので心配はありません。
ヒールで足指をリラックスさせた状態で歩くのは、いろいろと意識するポイントがあるので、ご自分で取り組みやすいところから意識するのが良いと思います。毎日少しの時間でも意識して通勤・お買い物の時などに練習することで、身体を制御する筋肉がついてきて、徐々に無意識でもキレイな姿勢を保てるようになるので、根気よく続けていきましょう。
バランスポイントに乗って膝を伸ばしお腹をへこませる
踏み出した足のバランスポイントに乗る
地面の蹴り出しで小指を意識するとつま先が前を向く
ヒールで楽に歩ける魔法のアイテム「オーダーメイド矯正インソール」
さて、ここでバランスポイントに乗るのを意識するのが難しいなという人に、絶対おすすめのアイテムをご紹介します。
私たちフットマスターでは、独自の足の石膏採型技術を使ってオーダーメイド矯正インソールをお作りしています。
ヒールで立っている時には普通の靴で立っている時に比べて、土踏まずを潰すような方向に大きな力がかかっています。このため、土踏まずが潰れて前のめり姿勢になりやすくなりますし、そのまま土踏まずのアーチが崩れてしまうと、外反母趾や偏平足の原因となり、将来の膝痛や腰痛などのリスクが高まります。
オーダーメイド矯正インソールは、土踏まずが潰れるのをしっかりと下から支えてくれるので、姿勢が前のめりになるのを防いでくれて、足が変形するリスクを減らしてくれます。
実際に着用してみた方からは、第一声に「立ちやすい!」「身体がラク♪」「これだけでこんなに違うんだ!」と口々におっしゃられます。サンプルの試着もできますので、ご興味のある方は全国のフットマスターにご相談ください。
転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先のインソール。
絶対おすすめです。
ヒール用オーダーメイド矯正インソール
うつ伏せで行うフットマスター独自の足の石膏採型
インソールなし 姿勢指導なし
インソールあり 姿勢指導なし
まとめ~かかとが高くなった時の姿勢の崩れを理解してヒールを履きこなそう
いかがでしたでしょうか?
「ヒールで歩くのが辛い」という話になると「おしゃれはガマン」とよく聞きますが、ガマンをしているだけでは足の変形や痛みのリスクが増えるだけです。かかとが高くなると起こる姿勢の変化を知ると、ヒールを履いた時にどのようなことに気を付ければ楽に履きこなせ、将来の足の変形や痛みのリスクを減らせるかが分かってきます。
まずはバランスポイントに乗ることから練習して、ご紹介したさまざまなポイントを身体に覚えこませて、おしゃれと健康の両立を目指して下さい。
■「足首」が重心を支え 平衡バランスを保っている
<過去の記事>
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