こんにちは
千葉県浦安市にある『浦安くりた整骨院』
院長でフットマスターの栗田です。
という記事を書かせていただきましたが
今回も最近お子さまの足のお悩みでご相談の多い
『子どもの外反母趾対策についてのお話です』
大人のハイヒールを履く女性に多いと思われがちの外反母趾、
ハイヒールは外反母趾になりやすい靴ではありますが、
本当の原因は別にあるので男性や子供でも外反母趾になる可能性はあります。
特に最近は小中学生のお子さんが外反母趾になってきた
というご相談を多く受けます。
よって、正しい知識を持ち子供のうちから正しい処置を行えば
将来お子さまが外反母趾で悩むことは無くなります。
外反母趾になる原因は足首の歪みによるアーチの崩れと歩き方にあり
外反母趾でお悩みの方の多くが
写真のように,
足首が歪むことにより内側に傾き,
土踏まずがつぶれて(足のアーチが崩れて)偏平足気味になっています。
11歳(女性)
6歳(女性)
しかも子供は関節が柔らかいために,
余計に内側に傾きやすく,偏平足になりがちです。
この状態で母趾で蹴りだすような歩き方をすることにより
徐々に母趾は外側に押し出され外反母趾になっていきます。
よって外反母趾の対応としては
足首の歪みを正すためにオーダーメイド矯正インソールを使用し
正しい歩き方をすることがとても重要です。
しかしながら,ご相談内容で最も多いのが
『(お子さんが)外反母趾になってきているのだけれど
現在は痛みが出ているわけではないし
オーダーメイド矯正インソールまで作製する必要はあるの?』
です。
もちろん私は絶対にオーダーメイド矯正インソールは
使用した方が良いと思いますが,
日本はまだまだ『足』に対しての意識が弱いために
「そこまでする必要があるの?」
という考えを持たれる方が多いようです。
例えば,『歯列矯正』を思い浮かべてみてください。
お子さんのうちから歯の矯正される方はとても多いと思います。
でも歯の矯正される方って,今現在、歯並びが悪いからと言って
物が食べられないわけでもなく?
特になにか重大なお困りごとがあるわけではないと思います。
おそらく,将来的な歯や嚙み合わせへの影響を考慮されて(見た目も含め)
矯正を行う方が多いと思います。
実は『足』も全く一緒です。
それどころか、足首の歪みが原因で起こる外反母趾は
外反母趾自体の痛みを引き起こす可能性があるだけではなく
足首が歪むと「運動連鎖」というものが起こるので,
その影響は足にとどまらず、図のように
全身に影響を及ぼし
例えば部活などで運動をするようになると
・アキレス腱炎
・シンスプリント
・膝痛
・股関節の痛み
・腰痛
・(腰の負担がさらに増えると)腰椎分離症
などのケガを引き起こす原因となりますし
将来的には
・身体の歪み
・姿勢不良
・O脚
などなど,お身体の不調を引き起こす原因となります。
余談ですが、先ほど例に挙げた歯の矯正
実は足元が整わないと、お身体全体が歪むことにより
噛み合わせにも影響を及ぼします。
インソールを使用するとどのように足が変化するかの
一例をあげると、写真のように足の指が伸びているのが
確認できます。
足はお身体の土台(基礎)です
お子さんのうちからオーダーメイド矯正インソールで足元をしっかりとさせ
将来的にお子さんが外反母趾を含むお身体の不調で悩まないよう
しっかりとケアをしていきましょう!
詳しくは一度お近くのフットマスターにご相談くださいね!