こんにちは
千葉県浦安市にある『浦安くりた整骨院』
院長でフットマスターの栗田です。
お子さんの夏休みも終わり
本来であれば少しずつ「秋」を感じる頃ですが?
まだまだ暑い日が続きますね。
皆さん体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
さて,7月・8月と夏休みということもあってか?
今年は,お子さんの足のお悩みや歩き方についての
ご相談にいらっしゃる方がとても多かったです。
1点まず大切なことは
お子さんの足や歩き方が気になる・なんか変だな?
と感じたら、まずは必ず専門(小児)の整形外科を受診してください。
【ごくまれに、足(脚)に関する疾患がみつかることもあります】
病院で「特に重要な問題はないです、様子を見ましょう」
といわれた方、もしくは病院での治療が終了した後
今後どうしたら良いか?とお悩みの方は是非ご相談いただければと思います。
お子さんの足に関してご相談で多かったのは
足自体のお悩みだと
・外反母趾
・偏平足
・有痛性外脛骨
・足のタコ
そのほかのお悩みですと
・内また歩き
・O脚
・立った時の姿勢が悪い
などなど
この中でも特に
『子どもが内また歩き』
というご相談が多かったです。
お子さんが内また歩きという場合
原因としては
①大腿骨が内旋している
②下腿が内捻している
③足部が内転している
と3つのパターンがあります。
②と③は骨自体の変形ということがありますが
今回は特にご相談で多い
①大腿部が内旋
についてお話いたします
内また歩きでお悩みの方の歩き方
内また歩きの方は前述したように大腿部が内旋した状態で
骨盤を回旋するように歩いているために
内また歩きになっているケースが多くみられます。
そしてその歩き方に慣れ、クセがついてしまい
お身体を正しく使えていないために内また歩きになっています
その改善にまず重要なことは
足の指先を真っ直ぐにむけてバランスポイントで立つ
実はこれが一番重要です。
みなさん歩き方ばかりに着目しがちですが
実は正しく立てなくては正しく歩くことはできません。
指先を真っすぐ前に向けバランスポイント立ち,
さらに骨盤をしっかりと起こす(骨盤をたてる)立ち方
これが「正しい立ち方(正しい重心の位置で立てている)」
ということです。
これがきちんとできれば、第一段階は突破です!
なぜなら
次は
『正しい(重心の)位置で立てている“重心を移動”するだけ』
だからです。
この重心の位置移動が『身体の使い方』ということです。
ただしこの重心の移動の際に重要なことは
足をつく際に,骨格の構造上,足首が内側に傾き
足のアーチは崩れるために土踏まずがつぶれ扁平足になり
その結果、下肢(大腿部)が内側に捻じれる連鎖を
起こしています。
これが扁平足や外反母趾の原因ともなりますので,
その連鎖をとめるために
オーダーメイド矯正インソールを使用することがとても大切なのです。
ちなみに
「インソールは子供でも使った方が良いですか?」
とご質問を受けることがありますが
『何歳であっても(ご自身で)立てる方は全員インソール適応です!』
とお答えしております。
なぜなら?
日常生活において,足首の一番基本となる良い位置(状態)が
『(足の)ニュートラルポジション』
と呼ばれる状態で
フットマスターが提供するオーダーメイド矯正インソールは
最も効率的に正確なニュートラルポジションに出来るインソールだからです。
よって,仮に足や下肢に何かしら疾患があったとしても
“足首の最も良い状態”は変わらないので
実は自力で立てる方は全員インソール適応となります。
そして,前述した内また歩きでお悩みのお子様の場合
オーダーメイド矯正インソールを使用しなければ
脚は内側に傾き,下肢が内側に捻じれるので
内また歩きを治すことは難しくなります。