こんにちは。
宮崎県都城市「整体院リバイヴ」代表/フットマスターの谷平真弥です。
今日は、「歩く」ことについてお話させていただきます。
ここ最近、健康を気にする方が増えたり ウォーキングブームもあり、意識的に朝歩いたり公園などで歩いている方をよく見かけます。
しかし、あなたの歩き方が 日々身体に負担をかけ、痛みの原因になっていたとしたら…。
あなたの足や身体の不調が いくら治療しても中々改善しないのであれば、毎日の歩き方に問題があるかもしれません。そしてその歩き方を崩す6つの要因があります。
<影響を与える要因①>
靴
ムートンブーツ、長靴、サンダル、スリッパ、ハイヒールなど。
※お洒落をやめる必要はありませんし、目的やおしゃれに応じて靴も選びたいものです。ただ、靴が 歩き方はもちろん、足や身体に与える影響は想像以上なのです。
<影響を与える要因②>
怪我
怪我により身についた「動きの癖」「歩き方」は、自分で意識的に修正をしないと改善しません。
※「杖」や「押し車」は前足部側に重心がかかり、前傾で歩く癖がつきます。
<影響を与える要因③>
仕事
一部の職業の方の特徴や出やすい癖をご紹介します。
・工事現場 → 「安全靴」は、靴が重い分、足が上がりにくく引きずるくせになります。
・酪農・家畜 →「長靴」は、サイズが大きいことや紐などで固定されていないため、長靴の中で足が動いてしまいます。足が前にずれると踵が浮くため、脱げやすくなり正しく歩けなくなります。
・看護師・保育士 → 小走りになるため、つっかかるような前傾で歩く癖がつきまやすくなります。踵のないスリッパやクッション性の高いクロックスなどであれば、なおさらです。
<影響を与える要因④>
スポーツ・趣味
例えば、柔道・剣道など武道ではすり足が多いです。
その他のスポーツにも言えることですが、歩く時とスポーツの場面では、身体の使い方や指の使い方は大きく違います。目的に応じて使い分ける必要があります。
<影響を与える要因⑤>
不確かな情報
日本は草履文化で まだまだ靴文化が浅いため、足や靴や歩き方に関して 先進国よりも研究が遅れています。
不確かな情報や間違った情報も多く配信されています。
<影響を与える要因⑥>
インソール
インソールには多くの種類があり、その素材や造りや作成法も様々です。
基本的に、市販のインソールは「一般的なもの」ですので、そもそも自分の足には適していません。また、オーダーメイドインソールと謳っている商品でも、実際には 「立った状態」で型取りをし作成することがほとんど…。インソールは「足首が歪んだ状態のまま」作られてしまうのです。
歩く時、重心はどちら側にかけていますか?
①前寄り(前足側)? ②後ろ寄り(踵側)?
この質問をすると、多くの方が①と答える方が多いです。
しかし、身体の構造上②が理想になります。
身体の真下にあるのは踵であり、もっと言うならば内くるぶしと、外くるぶしを結んだ踵のラインの真ん中部分がベスト。この個所を「バランスポイント」と言います。
立つ時や歩く時、ここに体重を乗せる感覚でバランスを取ると、楽に立てて楽に歩けます。バランスポイントに重心をかけて歩くと、重さを感じず、足が自然に前に進み、楽に歩けることがわかります。
本来 前に進むためには、足(バランスポイント)と身体が一緒に前に出るようにします。バランスポイントを意識することで、身体の構造上、前傾姿勢が解消され、身体は真っすぐになります。すると、太ももの前部分への無駄な負荷がなくなり、その結果、太ももはどんどん細くなることが期待できるのです。
そして、逆に「もも裏」や「お尻」をよく使うことになり、お尻が引き締まってヒップアップにも。
バランスポイントで足幅が締まり
小さくなる?
前足部側に重心をかけるなど 足に負担のかかる良くない歩き方、身体の構造上不自然な状態が続くと、足の骨の結合が緩んだ状態が続きます(※図①)。
すると、足の横幅が広がったままになります。そのことに気づかないまま、足に負担のかかる歩き方を続けていると、今後もアーチが崩れて足の幅は広がり続けていく可能性があります。足の横幅が広がると、靴選びが困難になるだけでなく、健康にも大きな問題が生じます。骨の結合が緩むと、足に安定感がなくなり、疲れやむくみが出やすくなります。
しかし、バランスポイントを意識し歩くことで、足の骨の結合を締めることができます。足の幅が5ミリから1センチ小さくなります。バランスポイントを意識した新保式ウォーキングで、本来の正常なアーチを保つことができ、足は小さくなり丈夫になり、歩きやすさも手に入ります。
靴を見直し、さらには私たちフットマスターが提供するオーダーメイド矯正インソールを利用し、正しく歩くことで、痛み改善や姿勢改善、スタイル改善にも繋がっていきます(※図②)
図① アーチが崩れた状態
図② 正常なアーチ(インソールあり)
私たちの身体を支えているのは「足」です。
美容と健康のためにも、まずは足もとから見直してみませんか?
足のこと、お身体のこと、私たちフットマスターにお気軽にご相談ください。
整体院リバイヴ
代表 谷平 真弥(フットマスター)
宮崎県都城市山田町中霧島3156−1
TEL 0986-77-5207
https://seitairevive.com