埼玉県岩槻のじおんじ整骨院、フットマスターの若林です。
今日は 冷えとむくみの対策についてお伝えいたします。
寒い! 冬到来
12月、朝夕がとても寒くなりました。温度の変化で体調を崩す方が増えています。冷え性で手足の冷たくなる方には、大変辛い季節ですね。
この冬を元気に乗り切るには、身体の血流を良くする事で免疫力を上げ、寒さやウィルスに打ち勝つ事です。
全身に血液を巡らせるには
では、全身に血液を巡らせるにはどうすれば…、ふくらはぎが鍵をにぎっています。
心臓は綺麗な血液を全身へ送り汚れた血液を回収して肺に戻る働きをします。その手助けになるのが、ふくらはぎです。
身体から一番離れた足(脚)には汚れた血液がたまっている為、ふくらはぎを動かす事でより心臓へと戻す事ができます。人は立って過ごす事が多い為、脚に汚れた血液がたまりやすいです。その たまり汚れた血液がむくみや冷え性の原因となります。心臓もふくらはぎもポンプの働きをしていますが、心臓が自動的に動くのに対し、ふくらはぎは人が自分の意思で動かさなくては動かない為、自分でふくらはぎをよく動かす事が全身に血液を巡らせる方法となります。
ポンプ作用を実感
まずは 手のひらをグーパーしてみましょう。
力いっぱい握って、力いっぱい開きます。すると、手のひらの赤みが広がり血液が全体に広がっていくのを感じると思います。
ふくらはぎでも同じ事ができます。
足を底屈(足裏側へ曲げる)すると筋肉が盛り上がりグーとなります。足を背屈(足背側へ曲げる)すると筋肉が伸びパーとなります。この、グーパーを繰り返す事がポンプ作用となり、より効率良く全身に血液を巡らせる事になるわけです。
ふくらはぎの「グー」 足を底屈(足裏側へ曲げる)
ふくらはぎの「パー」 足を背屈(足背側へ曲げる)
ふくらはぎのグーパーを繰り返す事は、身体にとってとても良い事なのはお分かり頂いたと思いますが、筋肉トレーニングのように繰り返し行う事は、疲れるし正直飽きてきますよね。そこで、効率良く簡単に行える方法があります。
それは…
『正しい方法で歩く事』です!
ふくらはぎのグーパーで健康増進
前脚の足のかかとを着いてつま先を上げている状態がふくらはぎのパーの状態で、その足が後ろに移動してつま先が着いてかかとを上げている状態がふくらはぎのグーの状態となります。このグーパーを繰り返す事、つまり歩くだけで全身の血流が良くなり、冷え性や脚のむくみ改善に結果、免疫力を上げる事にもつながります。そして、正しい方法で歩けばふくらはぎの伸縮率が上がり、更に効果は上昇します。
『正しい方法で歩く』は、前足のかかとの使い方(丸形のかかとでボールを転がすように移動させる→新保式ボールウォーキング)、足の人差し指が進行方向を向くなどありますが、詳しくは私の以前のブログや他のフットマスターの方のブログをご参考ください。
ふくらはぎのグーパーに加えて、冷え性や脚のむくみ改善には アキレス腱伸ばしや、入浴後のふくらはぎのマッサージ、脚を心臓より高くして寝るなども有効です。
そして 加えてフットマスターがお伝えしているのが、「正しいイソール選び」「正しい靴選び」です。
より ふくらはぎの動きを良くする為の方法は、お近くのフットマスターにご相談ください。
皆様、ふくらはぎの機能を活用して、寒い冬を乗り切りましょう。
じおんじ整骨院
院長 若林 政義(フットマスター)
https://jionji-seikotsu.com