皆様ご無沙汰しております。
埼玉県最北端のフットマスター、てくてくの井浦です。
新年度を迎えてそれぞれの環境や気候の変化が大きな季節となりましたね!
私自身も大学を卒業して、現在働くデイサービスでリハビリ業務に携わり6年目を迎えました。
普段利用者様のリハビリをしていると、
直接怪我をしていたり診断が付いていなくても、「膝の痛み」の訴える方が多くいる様に感じます。
またご高齢の方でなくても、膝の痛みを感じ始めた年齢は約半数が40〜50代というデータもあり、スポーツをしている若者も含め、誰しも通る可能性があります。
最近ではテレビの CMでも取り上げられるほど、変形性膝関節症は馴染み深くなっています。
一般的によく聞く「変形性膝関節症」は、
男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなり膝痛を伴います。
関節のクッションである軟骨が、加齢や筋肉量の低下などによりすり減り、痛みが生じる病気です。軟骨がすり減ることで、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなり内側の骨が変形する事などから負担が掛かります。
初期では、立ち上がりや歩きはじめなど 動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれるが、正座や階段の昇降が困難となり、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝が伸びきらず歩行が困難になる事が多いです。
膝が痛んだり変形する“組織的な”原因は分かりましたが、それを予防する方法も併せて考えないといけませんね!!
実は その答えは、「足首」にあります!!
実際にやって頂くと分かりますが…
つま先を真っ直ぐ正面に向けてしゃがみ込むのと、つま先を外側に向けてしゃがみ込むの。
どちらが、膝に負担が少なそうですか??
身体の土台となると足首に歪みが生じると、
その上にある膝や股関節、肩や首にまで負担が生じます。
これらを予防する為に、我々はその方にとって一番ニュートラル(最も良い位置)な足首の位置で石膏で足型をとる、フットマスターのインソールを作成致します。
インソールを作製する時、通常は立ったまま足型を採る事が多いですが、足首の関節をニュートラルに保つには、荷重のかかっていない無荷重な状態でないと、正確にはニュートラルは維持できません。 平面だけでは計測できない足のラインも、正確に再現するのです。よってフットマスターの治療院では、ベッドに寝ていただき、無荷重な状態のまま、石膏で3Dの型採りをします。
また それに合わせて、歩き方の指導なども行っております。
市販のインソールも世の中には沢山ありますが、自分の足が正しい位置に収まり、最も効率的に使え身体が長持ちインソールを提供します!
「足の事ならフットマスターにすぐ相談」
誰にでも身近な問題だからこそ、放っておいてはいけないはずです。
皆様の健康を足元からサポートしていきます。
今後とも宜しくお願いします!!
リハガーデンてくてく
http://shinya-tekuteku.jp/
https://www.facebook.com/shinya.tekuteku
フットマスター 井浦 優太朗(作業療法士)
参考文献)科研製薬株式会社・生化学工業株式会社:「ひざの痛みと対処法に関するアンケート調査」より