こんにちは。山形のフットマスターüber(ユーバー)ボディメンテナンスの髙橋篤史です。
全国的に危険な猛暑日が続く中、いかがお過ごしでしょうか?
暑さを避け、こまめな水分補給をするのはもちろんですが、新しい生活様式の中での熱中症対策は、適宣マスクを外したり、エアコンを使用していても換気を行ったりと例年以上に様々な面で気を使います。
夏場は高温多湿の環境、室内と屋外の温度差、紫外線、冷房の冷えなど体調を崩す要因が沢山あります。それに加え、足元の状態によっては夏の不調を加速させる恐れがあるため注意が必要です。
足の歪みが夏の不調を加速させる?
夏に履く機会が増えるサンダル、ミュールなどの機能性の低い靴は足首に負担を掛け、
足首の歪みを生み出します。
足首の歪みを放置すると、外反母趾、偏平足、足のマメ、タコの原因になるだけではありません。
足首が大きく内側に倒れると、足首の上のすねは内向きにねじれます。すねが内側にねじれると、膝関節も内側に入ります。そして、膝が内側に入ると、太もも、股関節も内向きにねじれ骨盤が歪みます。
骨盤の歪みは内臓の不調を招き、上半身の筋肉を緊張させ、肩こり、頭痛の原因になります。
更に機能性の低い靴は、立ち方、歩き方にも悪影響を与えます。
サンダルは踵が固定されていないため、つま先に重心がかかります。
つま先重心により猫背になると、背中の筋肉が緊張し、交感神経が優位になります。
猫背の姿勢は呼吸を浅くし、自律神経のバランスを乱します。
機能性の低い靴を履き、間違った歩き方をすることで、猛暑による不調に追い討ちを掛けてしまいます。
足を正しく使って負担を軽減する
足は体の土台として唯一地面と接しています。
足の裏には「メカノレセプター(感覚受容器)」と呼ばれる高性能のセンサーがあります。
足に掛かる圧力などを検知して、その情報を脳に伝え、体のバランスを保ちます。
しかし、機能性の低い靴を履き続けるとこの高性能のセンサーの働きが低下します。
更に、自分に合わない靴の影響で足の裏の働きが鈍くなっている可能性があります。
歩行時の体重移動の順番と足裏の「メカノレセプター」の分布している場所は一致しています。
正しい体重移動は、足の負担を軽減させ、日常生活の中で足裏のセンサーを活性化できます。
正しい歩き方こそが足から健康になれる最高の方法です!
・歩行時の体重移動の順番 ①→②→③の順番で体重を移動させます。
(かかとから着地して、かかとに乗った体重はかかとから小指の付け根にかけてのアーチで衝撃を緩和して、
小指の付け根から親指の付け根へと移行。)
足首をニュートラルにするエクササイズ
次に、ニュートラルポジション(足首の関節の理想の位置)の感覚をつかむためのエクササイズは、
猛暑の影響などで外出を控え、運動不足になりがちな時にもおすすめです。
①床に座り脚を伸ばす
②左のつま先を伸ばす
③①の姿勢に戻る
④右のつま先を伸ばす
①~④を繰り返します。足先が内側、外側に傾かないように注意しながら、
両足の中指がまっすぐ天井を向くように意識して、無理なく1分程続けて下さい。
足首のニュートラルポジションを維持できると、全身のゆがみを防ぐだけでなく、
足のむくみや冷えの改善、パフォーマンスの向上も期待できます。
足首の歪みを整えるオーダーメイド矯正インソール!
機能性の低い靴の影響で歪んだ足首にはオーダーメイド矯正インソールがおすすめです。
入れるだけで靴の機能性が向上します。
一人一人の足に合わせ、足首に最も負担の少ない状態で石こうで型を採ります。
あなたの足のためだけに作られたオーダーメイド矯正インソールが既存の靴とあなたの足の誤差を補正します。
履くだけで足首の歪みの矯正になり、より立ちやすく、より歩きやすく、より美しい姿勢に近づきます。
コロナ禍に伴い様々な制限によるストレスも多く、体の不調が起こりやすい今年の夏ですが、
熱中症対策と足元の健康に留意して猛暑を乗り切りましょう。どうぞご自愛下さい。
überボディメンテナンス
高橋篤史
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