こんにちは。千葉県浦安市の「くりた整骨院」
院長でフットマスターの栗田です。
当院には子供からお年寄りまで『歩き方』でお悩みの方も
ご相談に来られます。
歩き方の悩みで多いのが「子供の内また歩き」についてです。
そこで今回は「内また歩き」と言われる方が
どのように歩いているかを分析し,
その改善のための正しい歩き方と対策法を解説していきます。
解説の前に,
「お子様が内また歩き」でお悩みという方の場合
必ず一度は小児専門の整形外科を受診し,
内また歩きになる原因として,
他の疾患がないかを確認していただくことが重要です。
内また歩きになっている人の歩き方
歩く際の,おへその位置(重心の位置)と
左右の骨盤の出っ張っている部分の位置関係に着目してください。
![スライド5](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769-225x300.jpg)
内また歩きになっている人は,図1,図2のように,
足が先行して前に出ることにより
骨盤が回旋され,重心の位置がずれ,
重心が後ろに残っています。
![スライド2](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/2a831ec055ed4fee4e1d0936ea40500d-e1622026084648.jpg)
図1
![スライド1](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8.jpg)
図2
また,内また歩きでお悩みの方の多くが,次の写真のように,
足首が内側に傾き
足のアーチが崩れ扁平足になっています。
(図3は両足共に内また歩き,図4は特に左足が内また歩きになっている方の写真です
写真の子はどちらも中学生の女の子です)
![スライド6](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/63ead695680eb0c485fa3f134844052f-225x300.jpg)
図3
![スライド7](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/0ae7c62e50dc705df75843b104ce66cd-225x300.jpg)
図4
足首が内側に傾き足のアーチが崩れると,
下肢全体は内旋し,余計に内また歩きになりやすくなります。
![下肢の捻れ](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/70c823f0faa196b8a0bba27092c2b9db-e1622026917328.png)
つまり,内また歩きの人は,
足が先行して前に出て骨盤が回旋され,
さらに扁平足になっているために,
足をつくたびに下肢全体が内旋される状態が続くことにより,
結果的にますます内また歩きになっています。
内また歩きの改善のためには『バランスポイント』を意識した歩き方
正しく歩く前に,正しく立つことが大切です。
正しく立てなくては正しく歩くことは出来ません。
正しく立ち方は,『バランスポイント』と言って,
「うちくるぶし」と「そとくるぶし」を結んだ真ん中の部分を意識して立ちます。
バランスポイントを意識することにより体は余計な力を使わず,
楽に立つことができます。
逆にバランスポイントで立っていないと,
体は緊張し,体のどこかに余計な力が入るようになり,
結果的に正しく立てないどころが,正しく歩くことも出来なくなってしまします。
![バランスポイント](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2019/11/42a91d5ae5b7d8e807a42eb296a5d084-e1574989410508.png)
正しい歩き方のポイントは2つ
① 前足はバランスポイント意識して地面につく
② 後ろ足の股関節はしっかりと伸ばす
この2つをしっかりと意識することにより
足をつくと同時に重心が前方に移動し
骨盤の回旋を防ぎ,
下肢のねじれが起こらないようにします。
(参照:図5,図6)
さらに詳しい歩き方は,別途ご相談ください。
![スライド4](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/5f63f49b6b7d98988e1002a4a4f2d6d5-e1622104995463.jpg)
図5
![スライド3](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/ee3be1d100caf1aa771552d59c2bd436-e1622105263802.jpg)
図6
アーチの崩れには「オーダーメイド矯正インソール」
前述したように,内また歩きになっている方の多くが,
足首が内側に傾き,足裏のアーチが崩れ
扁平足になっているために,
結果的に内また方向へのねじれを作っています。
(足から下肢全体へのねじれの連動)
よって,改善のためには,足首が内側に傾くのを
しっかりと止める必要があります。
(ねじれの連動をとめる)
そのためには「オーダーメイド矯正インソール」
の使用が不可欠となります。
オーダーメイド矯正インソールにより,
足首の傾きを制限し,偏平足を矯正していきます。
![下肢のねじれ連動](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2021/05/c6b5379b7629c2aeb9149b2fc01fd88f.jpg)
![inso9](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2019/07/inso9-e1562240607188.png)
以上のように,浦安くりた整骨院では
内また歩きでお悩みの方に対し
オーダーメイド矯正インソールにより,足首のねじれを止め,
さらに正しい歩き方を行うことにより,
内また歩きを徐々に矯正していきます。
内また歩きでお悩みでしたら,浦安くりた整骨院までご相談くださいね!
千葉県浦安市当代島2-2-1
℡047-314-1545
くりた整骨院
院長 栗田 勝彦
![整骨院イメージ②](https://foot-master.net/wp-content/uploads/2018/07/6f231d2f7da6dd10d9f2a10ea7c75e05.jpg)