こんにちは。千葉県浦安市の「くりた整骨院」
院長でフットマスターの栗田です。
当院には子供からお年寄りまで『歩き方』でお悩みの方も
ご相談に来られます。
歩き方の悩みで多いのが「子供の内また歩き」についてです。
そこで今回は「内また歩き」と言われる方が
どのように歩いているかを分析し,
その改善のための正しい歩き方と対策法を解説していきます。
解説の前に,
「お子様が内また歩き」でお悩みという方の場合
必ず一度は小児専門の整形外科を受診し,
内また歩きになる原因として,
他の疾患がないかを確認していただくことが重要です。
内また歩きになっている人の歩き方
歩く際の,おへその位置(重心の位置)と
左右の骨盤の出っ張っている部分の位置関係に着目してください。
内また歩きになっている人は,図1,図2のように,
足が先行して前に出ることにより
骨盤が回旋され,重心の位置がずれ,
重心が後ろに残っています。
図1
図2
また,内また歩きでお悩みの方の多くが,次の写真のように,
足首が内側に傾き
足のアーチが崩れ扁平足になっています。
(図3は両足共に内また歩き,図4は特に左足が内また歩きになっている方の写真です
写真の子はどちらも中学生の女の子です)
図3
図4
足首が内側に傾き足のアーチが崩れると,
下肢全体は内旋し,余計に内また歩きになりやすくなります。
つまり,内また歩きの人は,
足が先行して前に出て骨盤が回旋され,
さらに扁平足になっているために,
足をつくたびに下肢全体が内旋される状態が続くことにより,
結果的にますます内また歩きになっています。
内また歩きの改善のためには『バランスポイント』を意識した歩き方
正しく歩く前に,正しく立つことが大切です。
正しく立てなくては正しく歩くことは出来ません。
正しく立ち方は,『バランスポイント』と言って,
「うちくるぶし」と「そとくるぶし」を結んだ真ん中の部分を意識して立ちます。
バランスポイントを意識することにより体は余計な力を使わず,
楽に立つことができます。
逆にバランスポイントで立っていないと,
体は緊張し,体のどこかに余計な力が入るようになり,
結果的に正しく立てないどころが,正しく歩くことも出来なくなってしまします。
正しい歩き方のポイントは2つ
① 前足はバランスポイント意識して地面につく
② 後ろ足の股関節はしっかりと伸ばす
この2つをしっかりと意識することにより
足をつくと同時に重心が前方に移動し
骨盤の回旋を防ぎ,
下肢のねじれが起こらないようにします。
(参照:図5,図6)
さらに詳しい歩き方は,別途ご相談ください。
図5
図6
アーチの崩れには「オーダーメイド矯正インソール」
前述したように,内また歩きになっている方の多くが,
足首が内側に傾き,足裏のアーチが崩れ
扁平足になっているために,
結果的に内また方向へのねじれを作っています。
(足から下肢全体へのねじれの連動)
よって,改善のためには,足首が内側に傾くのを
しっかりと止める必要があります。
(ねじれの連動をとめる)
そのためには「オーダーメイド矯正インソール」
の使用が不可欠となります。
オーダーメイド矯正インソールにより,
足首の傾きを制限し,偏平足を矯正していきます。
以上のように,浦安くりた整骨院では
内また歩きでお悩みの方に対し
オーダーメイド矯正インソールにより,足首のねじれを止め,
さらに正しい歩き方を行うことにより,
内また歩きを徐々に矯正していきます。
内また歩きでお悩みでしたら,浦安くりた整骨院までご相談くださいね!
千葉県浦安市当代島2-2-1
℡047-314-1545
くりた整骨院
院長 栗田 勝彦