こんにちは。
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の戸張です。
3月も月末になり、もうすぐ4月になろうとしています。4月からの新しいスタートを控え、ドキドキされている方もいらっしゃると思います。また、新年度に向けて今年度の総括をし、課題や達成した点を分析した上で、新たな目標を立てている方も多いと思います。
仕事や学業、私生活の面では今年度の総括をされると思いますが、このブログをお読みの方は、新年度を迎える前に「足裏の確認」をしてみませんか?
「足裏の確認」と書くと、何か難しく感じますが、
「足裏をのぞいてみる、足裏をよく見てみる、足裏を触れてみる」という言葉が適切なような気がします。
さて、あなたと1年頑張った足裏はどうなっているでしょうか?
前回の記事で土踏まずについて書きましたが、足の指の状態や爪、足裏の皮膚の状態も見て、触れて確認してみましょう。
>> 前回のブログ記事はこちら
触れて分かりやすいこととしては、足裏の皮膚が硬くなっている部分はないでしょうか?
もし硬い部分があるとしたら、タコやウオノメができている可能性があります。圧迫や摩擦が繰り返し加わることで、皮膚の角質が厚く硬くなっていきます。
合わない靴を履いていたり、足裏の同じ部位に荷重がかかっているのかもしれません。
どうして特定の部位が硬くなっているのかを、ご自分で分析してみると面白いかもしれません。右足と左足でも少し違いが出ていると思います。
私も実はタコができています。昔からO脚で、写真撮影のときに恥ずかしかった記憶くらいで何ごともなく過ごしていました。
30歳になったころ、足裏に変化が出てきて、小指の下の方が少しずつ硬くなってきました。
これはO脚の人の特徴で、この部位に体重がかかっていたことを自身で体感することができました。
気になり始めた頃にちょうどインソールを作成したように思います。現在も同じ部位は硬いですが、状態が悪化することなく、痛みの発生などもなく過ごせています。
ご自身の足裏を分析した後には、いつも履いている靴底をのぞいてみましょう。
すり減っている部分はありませんか?
自主トレとして散歩を毎日頑張っている方が、すり減った靴底で歩かれているのをよく見かけます。
歩数が多い分、靴底のすり減りも早いのに、適切なタイミングで買い替えをされる方が少ないように思います。
痛みが出ていないため、「もったいない、面倒くさい」といった気持ちが強いのでしょう。
まだ歩けるからとすり減ったままの靴底で歩くと、足裏や他の部位に問題が生じてきてしまいます。
これでは一生懸命に頑張っていることがまったくの逆効果になってしまいますね。
年度末のこの時期に、ご自身の足裏や靴底を確認してみませんか?
「リハガーデンてくてく」では、
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リハガーデンてくてく
フットマスター 戸張 俊(理学療法士)
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