今年も残すところあと1カ月となり寒さが本格化してきました。
タイヤ交換をすると車の乗り心地が変わり、雪道での運転には神経を使います。
これはタイヤの造りや設計コンセプトの違いに関係があり、
靴に例えるなら、スタッドレスタイヤ=長靴、ノーマルタイヤ=ランニングシューズくらいの違いがあるそうです。
適した環境でこそタイヤも、靴も性能を発揮します。
長靴を履いてランニングをするトレーニングが存在するようですが、身体を強化する明確な目的が無い限り、
あえて機能性の低い靴を履いて足に負担をかける行為はおすすめできません。
靴を履きこなすには、自分に合った靴を選び、足の感覚を整える必要があります。
足には重要な役割が3つ有ります。
・体重を支える
・歩きをスムーズにする
・血液を心臓に送り返す
しかし、ブーツや長靴(機能性の低い靴)を長時間履き続けると
足の3つ重要な役割が阻害され、足首の歪みを引き起こします。
足のアーチが崩れれば、身体を支えるために無駄な力が入り
足首が硬くなれば、滑らかに動くことが出来ず
ふくらはぎが上手く機能しないとむくみやすく、疲れやすくなります。
足は身体の基礎です。土台が歪めば全体が歪んでしまいます。
まずは、足首の歪みを防ぐために、バランスポイントに重心を乗せることです。
「バランスポイント」とはかかとの少し前で、内くるぶしと外くるぶしを結んだ真ん中です。
この位置に体重が乗せられるようになると、無駄な筋力を使わなくても自然に立つことが出来ます。
足首をニュートラルにするエクササイズ
次に、ニュートラルポジション(足首の関節の理想の位置)の感覚をつかむための
エクササイズもおすすめです。
①床に座り脚を伸ばす
②左のつま先を伸ばす
③①の姿勢に戻る
④右のつま先を伸ばす
①~④を繰り返します。足先が内側、外側に傾かないように注意しながら、
両足の中指がまっすぐ天井を向くように意識して、無理なく1分程続けて下さい。
足首のニュートラルポジションを維持できると、全身のゆがみを防ぐだけでなく、
足のむくみや冷えの改善、パフォーマンスの向上も期待できます。
靴を履きこなすには、自分に合った靴選びが重要
・靴の”かかと”はしっかり補強されていますか?
・靴の履き口の大きさ、高さは正しいですか?
・親指の関節部分がきちんと曲がりますが?
・つま先部分に1~1.5cm程度の余裕はありますか?
・アウトソール(靴の裏)がねじれていませんか?
足首の歪みは身体の様々な不調を呼び起こします。
自分に合った靴を履くことで、身体の負担を減らし疲労を軽減させます。
是非正しい靴選びを参考にしてください。
靴の機能性を上げるオーダーメイド矯正インソール!
冬用の靴は防寒・防水性重視で歩きにくい傾向があります。
そんな場合にはオーダーメイド矯正インソールがおすすめです。
入れるだけで靴の機能性が向上します。
一人一人の足に合わせ、足首に最も負担の少ない状態で石こうで型を採ります。
あなたの足のためだけに作られたオーダーメイド矯正インソールが
既存の靴とあなたの足の誤差を補正します。
履くだけで足首の歪みの矯正になり、より立ちやすく、より歩きやすく、より美しい姿勢に近づきます。
※靴の種類によっては、ご利用いただけない場合がございます。
これからの時期はブーツや長靴などを履く機会が増えますが、
自分に合った靴を選び、足の状態を整えることで靴を履きこなしましょう。
überボディメンテナンス
高橋篤史
https://www.uber-seitai.com/