新型コロナウイルスによる感染症の収束が見えない中、
本格化している花粉症…未だにマスクは品薄状態のままです。
世の中が混乱している今、蔓延する不安や苛立ちは
自律神経のバランスを乱し、健康にも悪影響を与えます。
こんな時だからこそ、免疫力を高め、健康を維持するために
足元から出来ることを改めて考えてみましょう。
湧泉(ゆうせん)のツボが免疫力を高める?
湧泉は、足の趾を曲げた時、足裏で一番へこむ所(土踏まずのやや上の中央部)にあります。
両手の親指でゆっくりと、痛気持ちよい程度の力で押してみましょう。
湧泉には免疫力を高め、疲れ、むくみ、冷え症などにも効果があるとされています。
花粉症にも有効で、目、副鼻腔、腸の反射区と合わせて刺激すると更に効果的です。
腸の反射区…右足から黄色い矢印に沿って(上行結腸→右足の横行結腸→左足の横行結腸→下行結腸の順に)押してみましょう。
※効果には個人差があります。
参考画像:アプライドキネシオロジー シノプシス 2nd Edition (科学新聞社)
足の裏には反射区がたくさん存在する
足にはツボや反射区など様々な考え方があります。
中でも筋機能に影響を与える神経学的な反射では、
足に機能障害がある場合、臓器などにも影響を及ぼすと考えられています。
足首の歪み、アーチの崩れは、足の裏へのストレスを増大させ、
内臓へも負担を与えてしまう可能性があります。
足は健康を映します
皆さんは足にトラブルをかかえていませんか?
・足にタコ、マメがある
・足裏が硬い
・常に足が冷えている
・外反母趾
・偏平足…
これらは足に現れた体が弱っているサインかもしれません…
足は体の土台です。
足首が歪めば、体全体が歪みます。
体の歪みは膝痛、股関節痛、腰痛の原因になります。
痛みは精神を蝕み、元気を奪います…
足のトラブルを放置することで、肉体的にも、精神的にも不健康になりかねません…
正しい歩き方はすぐ実践出来る最高の健康法!
足は体の土台として唯一地面と接しています。
足裏には「メカノレセプター(感覚受容器)」と呼ばれる高性能のセンサーがあります。
足に掛かる圧力などを検知して、その情報を脳に伝え、体のバランスを保ちます。
しかし、現代人の多くは合わない靴の影響や、裸足になる機会が減少し、足裏が機能低下している状態です。
足本来の機能を取り戻し、足首の歪みを防ぐためには正しい歩き方を身に着ける必要があります。
歩行時の体重移動の順番と足裏の「メカノレセプター」の分布している場所は一致しています。
正しい体重移動は、足の負担を軽減させ、日常生活の中で足裏のセンサーを活性化できます。
正しい歩き方こそが足から健康になれる最高の方法です!
・歩行時の体重移動の順番 ①→②→③の順番で体重を移動させます。
(かかとから着地して、かかとに乗った体重はかかとから小指の付け根にかけてのアーチで衝撃を緩和して、
小指の付け根から親指の付け根へと移行。)
きゃっかしょうこ【脚下照顧】…身近なことに十分気をつけるべきだということ。
他人にとやかく言う前に、まず自分自身を見つめ直せという戒めのことば。
見えない敵との戦いで世の中に不安、不満が積もる今、情報に振り回されず
冷静に自分の足元を見る時なのかもしれません。
ご自身のためにも、大切な人のためにも、足元から健康を維持しましょう!
überボディメンテナンス
高橋篤史
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