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腸脛靭帯炎:ひざの外側の痛み

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    腸脛靭帯炎・ランナー

    腸脛靭帯炎:ひざの外側の痛み

    By 流  岳史 | O脚, インソール, 外反母趾, 扁平足, 足のお悩み相談室 | Comments are Closed | 15 7月, 2019 | 0

    ジョギングやバスケットボールなどをしている人で、ひざの外側の出っ張りの辺りが痛くなるケースで多いのが腸脛靭帯炎です。整形外科や整骨院などで「安静にしていれば治ります」と言われたのに、完治しても再発を繰り返したり、なかなか治らず練習を再開できずに悩んでいる人が多いようです。

     

    腸脛靭帯炎が完治しない人は、膝関節の屈伸動作がまっすぐにできていないことが大きな要因と考えられます。まっすぐな屈伸動作ができるようになるには、足のアライメント(整列具合)、足の前後左右の筋力バランス、柔軟性、走り方のフォームなどのさまざまな角度からのアプローチが必要になります。つまり、長引く腸脛靭帯炎は、結果的に膝の外側に負担が溜まって痛みが出ているのであって、元々の原因が膝の外側ではないと考えられます。

     

    今回は、腸脛靭帯炎の完治・再発防止について解説します。

     

    ■シンスプリントの原因と治し方

    腸脛靭帯炎(ランナー膝)とは?

    腸脛靱帯炎は走ることの多い人に多く、特にランニングフォームのストライドの広い人が痛めやすい、膝の外側の出っ張り(大腿骨外顆<がいか>)の辺りが痛くなる症状です。そのため、ランナー膝と呼ばれることもあります。膝の曲げ伸ばしを繰り返すことによって、太ももの外側にある腸脛靱帯が大腿骨外顆の上を反復してこすれているうちに炎症(滑膜炎)を起こすことが、痛みだす原因です。特にマラソンなどの長距離ランナーやバスケットボール、水泳、自転車などをしていると起こりやすい状態です。

    主に使い過ぎ(オーバーユース)の時に起こりやすく、ランニングの時間や距離が長すぎたり、ウォーミングアップ不足で柔軟性が欠如していたりする時に、休養不足が重なった時は注意が必要です。また、硬い路面や下り坂を走ると膝に負担が溜まりやすく、更に硬いシューズだとダメージが蓄積しやすくなります。こういった条件に、足の骨の配列に膝が反ってしまう内反膝などのゆがみがあると、腸脛靭帯炎になるリスクが高くなってきます。

     

    ■足底筋膜炎とインソールの矯正効果

    腸脛靭帯炎の症状

    腸脛靭帯炎になるとひざの外側の出っ張り(大腿骨外顆)の辺りが、走ったり歩いたりしている時に地面に足が接地し体重が乗る時に痛くなります。押した時にも鈍い痛みを確認できます。太ももの外側にある腸脛靱帯は明らかに緊張が原因なので、太ももの外側が固くなり、場合によっては腸脛靱帯に沿って痛みが出ることもあります。

    痛み始めははランニングの後に痛みが出ますが、時間が経つと痛みは消えてしまいます。しかし、この状態を放っておいてランニングを続けると、次第にオーバーユースの負担が蓄積して痛みが強くなり、徐々に痛みが引きにくくなり、痛みのために走れなくなることもあります。

     

    ひざの外側の痛みの場合は、よく似た症状に外側半月板損傷があるので、見分けることが大切です。またひざの内側には、似たように走り込みなどのオーバーユースで生じる鵞足炎(がそくえん)があります。痛みが出た時は自己判断せず、整形外科を受診しましょう。

     

    ■モートン病の原因とインソールによる矯正

    腸脛靭帯炎(ランナー膝)

    腸脛靭帯炎・ランナー

    腸脛靭帯炎の治療・予防法

    腸脛靭帯炎の原因は走り込みなどによる使い過ぎなので、トレーニングを中止して安静にすることが原則です。そして、疲労が蓄積して固くなっている太ももの外側の大腿筋膜張筋やお尻の殿筋など、股関節の外側の筋肉を念入りにストレッチします。

     

    整形外科を受診すると、消炎鎮痛剤が投与されたり、超音波などの物理療法が行われます。

     

    痛み出しても対処せず放っておくと、症状が定着してしまって簡単に痛みが引かなくなってしまうので、痛み始めにきちんと休めること決断をすることが重要です。中高生の運動部員はトレーニングを優先するあまり、痛みが長期化することもあるので、周りの大人が適切に判断し助言することも大切になります。

     

    安静にして大腿骨外顆周辺を押してもいたくなくなったら、ランニングを再開できます。最初は、芝生などクッション性の高い地面で軽いジョギングから、痛みの出ない距離・スピードで体を慣らし、焦らず慎重にトレーニングの負荷を上げていきましょう。症状が安定するまでは、絶対に下り坂での走り込みは避けて下さい。

     

    トラックをいつも同じ方向に回っていると、片方の膝に負担が溜まりやすくなるので、クールダウンの時などに普段と反対回りでトラックを走ることは腸脛靭帯炎の予防になります。

     

    また腸脛靭帯炎は膝だけの問題ではなく、扁平足などの土踏まずのアーチの歪みや合わない靴が原因で、O脚など足の歪みが起こり、その負担の蓄積が痛みの原因になっていることがあります。このような場合には、オーダメイド矯正インソールで土踏まずのアーチを矯正したり、自分の足に合った靴を選ぶことが必要です。それなので、足や靴から体を診ることのできる専門家に相談することも、腸脛靭帯炎の改善や予防に大切なことと言えます。

     

    ■オーダーメイドインソール ここを比較して!

    大腿筋膜張筋ストレッチ

    大腿筋膜張筋ストレッチ

    腸脛靭帯炎の改善・予防には太ももの外側の大腿筋膜張筋のストレッチが効果的です。

    ①伸ばす側の手を壁に着けて体を支え、伸ばす足を後ろにクロスします。

    ②逆側の手で骨盤を壁に向かって押し込むと、大腿筋膜張筋がストレッチされます。

    1日3回ずつ、1回につき40秒行いましょう。

    殿筋ストレッチ

    殿筋ストレッチ

    お尻の殿筋群のストレッチも腸脛靭帯炎には効果的です。

    ①イスに座り伸ばす側の足を逆側のひざに乗せます。

    ②伸ばす側の手はひざを地面に向かって押し込み、逆側の手は足首を持ってお腹に引き付けます。

    まとめ~腸脛靭帯炎の治療や予防は足全体のバランスを考えることが大切

    腸脛靭帯炎は主に痛むのが膝の外側なので、膝だけの問題として考えてしまいがちです。しかし実は腸脛靭帯炎の原因には、足全体の筋肉バランスや骨の整列具合も大きくかかわっているので、腸脛靭帯に関わるお尻や太ももの外側の筋肉のケア、そして土踏まずのアーチと関わる足首や膝の歪みへの対処をしていかなければ、早期の回復や再発予防することができません。

     

    腸脛靭帯炎になって痛みが長期化していたり、再発を繰り返していたりする人は、足全体のバランスを整える対処が不足しているのかもしれません。お困りでしたら、お近くのフットマスターへご相談下さい。

    【ひざ痛・腰痛専門整体】

    流カイロプラクティック院

    院長 流岳史

    埼玉県越谷市越ヶ谷1-16-12文之堂ビル1-C

    048-971-5656

    http://越谷市整体.com

    流カイロプラクティック院 院長 流岳史

    <過去の記事>

    ■シンスプリントの原因と治し方

    中高生の陸上部員がなりやすいスポーツ障害の一つにシンスプリントがあります。主にスネの内側が痛くなり、長引くとトレーニングを長期離脱しなければなりません。オーバーユースが原因の一つですが、実は痛みの出ている部分とは全く違ったところに原因があり、そのケアをしないがために痛みが長期化しているケースも少なくありません。一度痛み出すと厄介なシンスプリントの治し方について解説しました。

     

    ■モートン病の原因とインソール効果

    足の指と指の間に痛みやしびれが出るのがモートン病です。足のアーチの崩れにより、指の間の神経が圧迫されるため症状が現れます。放っておくとかばって歩いてしまうので姿勢が崩れて、肩こりや腰痛・ひざ痛などの原因になります。一度起こると厄介なモートン病について解説しました。

     

    ■足底筋膜炎とインソール効果

    朝起きた時に足を着いたら、かかとに痛みが走るのが足底筋膜炎です。最初は少し歩き出せば痛みに気にならなくなりますが、実は歩くたびにかかとに負担がかかっているので、意外と長引き、場合によっては痛みがひどくなったり、かかとの骨が棘状に異常な発達をして手術が必要になることがあります。痛み出したら早期に解決したい足底筋膜炎についてまとめました。

     

    ■靴の歪みは体の歪み

    ふと履きなれた靴を見てみて、「あれ?片方に偏った歩き方をしているように靴の形が崩れているな」と感じたことはありませんか?実は靴には体の歪みによる体の使い方のクセが出やすいので、体の不調のサインが出てきます。全身の歪みを防ぐうえで大事な土踏まずで起こる歪みの原因と、その予防法をまとめてみました。

     

    ■【ランニング】足裏のマメ予防法

    ランナーにとって足の裏にできるマメは小さいけど大きい問題ですね。足を踏み出すたびに痛み、全力で走れないだけでなく、フォームが崩れてひざ痛や腰痛などの故障の原因になることがあります。でもマメってどうしてできるか知っていますか?知っていそうで知らないマメの予防法をまとめました。

     

    ■足のむくみとムートンブーツ

    ふわふわモコモコであたたかそうなムートンブーツですが、実はしっかりと選ばないと歩き方が悪くなって、足のむくみや腰痛の原因になってしまいます。ムートンブーツを購入する際にチェックしたいポイントについてまとめました。

     

     

    ■腰痛予防:こんな靴を履いていませんか?

    自分の歩き方をチェックすることは難しいですが、正しい歩き方ができているかどうかは、足からの歪みを防ぐには重要です。靴を見て歩き方に悪いクセがないかチェックするポイントをまとめました。

     

    ■子どもの足に良い靴とは?

    子どもの足の成長が早いからといって、サイズの大き目の靴を選んでいませんか?実はサイズの大きい靴で歩いたり走ったりすることは、子どもの足の成長には良くありません。子どもの靴選びについてまとめました。

     

    ■【土踏まずのアーチを矯正するインソール】

    インソールは靴の隙間を埋めたり、クッション性を高めるものだと思っていませんか?実は、そのようなインソール選びはそもそも靴が足に合っていない可能性があります。それではインソールにはどんな機能を求めるものなのか?インソールについてまとめました。

     

    ■【足の親指の外側のたこと正しい歩き方】

    足の親指の外側にたこや巻き爪ができやすくて困っていませんか?何度も削ったり、靴を履きかえてもまたできてしまうのは、歩き方にある特徴があるからかもしれません。足の親指の外側のたこや巻き爪で悩む人に試してもらいたい正しい歩き方のポイントをまとめました。

     

    ■【靴の減り方で分かる身体のゆがみ】

    靴のかかとの減り方が気になったことはありませんか?実はかかとの減り方を詳しく観察すると、どのように身体が歪んでいるかのヒントが見えてくるのです。しつこい肩こり・腰痛・ひざ痛が、実は普段の歩き方や姿勢のクセが原因で起こっているかもしれません。かかとの減り方の特徴と身体のゆがみをタイプ別に解説しました。

     

    ■【腰痛防止:足の指を使えていますか?】

    突然ですが、手をグーに握ったまま逆立ちができますか?指を大きく開いていないと逆立ちができないように、足の指を上手に使えていないと、バランスが崩れて足腰がムダに力んでしまうのです。実は足指がうまく使えず、腰痛に悩んでいる人が多く見られます。足指の正しい使い方を解説しました。

     

    ■【正しい歩き方:親指で蹴ってはいけない】

    運動不足だから、せめて通勤の時に歩く時に地面を力いっぱい蹴ってあるこう!」その歩き方は、足首の動きを固めて体の連動性が悪くなるので、疲れやすく運動効率も悪くなります。いつも歩きを代謝アップさせるコツを解説しました。

     

    ■【幅広は誤解!?靴選びのポイント】

    自分の足は幅広だからと、緩い靴を選んでいませんか?実は、その選び方では足のアーチが歪み、幅広が更に進行する危険があります。自分の足は幅広だと思っている方の、靴選びのポイントをまとめました。

     

    ■【ムートンブーツ 冷え性対策のコツ】

    足の指先が冷えやすい人は、冬にはモコモコのムートンブーツが手放せないですよね。でも素材が温かそうでも、履き方や選び方によっては、冷え性がひどくなることもあるんです。ムートンブーツを履く時に気を付けたいポイントを解説しました。

     

    ■【こむら返りの原因と正しい歩き方】

    足が冷える時期にこむら返りの相談が増えます。ふくらはぎがつって対処が分からず、落ち着くまで痛みを我慢していませんか?実は筋肉がつるメカニズムが分かれば対処は簡単なんです!こむら返りの対処法を解説しました。

     

    ■【靴のサイズの左右差解決法】
    年齢とともに靴の履き心地に、左右で違いが出てきてはいませんか?それは身体の歪みのサインです。正しいセルフケアと靴・インソール選びで、腰痛・ひざ痛・外反母趾の原因を防ぎましょう。

     

    ■【ヒールでの土踏まずの痛み予防法】
    パンプスを履いた時に、足の裏が痛くなったことはありませんか?どうして足が疲れやすくなるのかを、パンプスを解体して履いた時の土踏まずの変化を観察して解説しました。

     

    ■【買う前に確認!疲れないヒールの選び方】
    ヒールの高い靴を選ぶ時に、デザイン以外で気にしていることありますか?実はとても簡単な確認をするだけで、足に優しい靴かどうか分かるんです。

     

    ■【靴選び】外反母趾のインソール矯正
    外反母趾は土踏まずのアーチを元に戻す必要があります。オーダメイド矯正インソールを使った事例を紹介しました。

     

    □当院のブログでも、足・靴・インソール・歩き方にまつわる記事を掲載しています。

    →【越谷のひざ痛・腰痛専門整体】流カイロプラクティック院

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