お正月は着物で初詣に行きたいと
思っているあなた。
新年の初詣は、
歩き方をちょっぴり意識して、
着物美人を目指しませんか?
着物も洋服も同じ歩き方でOK!
こんにちは。
足に関わる仕事を始める前は、
ほぼ毎日着物暮らしをしていたことのある
フットマスターの成田あす香です。
着物の歩き方というと、
「歩幅を小さく歩く」
「つま先から着地して歩く」
「内股で歩く」
といった、特別な歩き方を
しなければならないと思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
ところが、重力を利用して、
ボールが転がるように重心を移動する
「新保式ボールウォーキング」だと、
洋服のときと同じ歩き方で、
着物でも美しく歩くことができ、
着崩れもしにくいんです。
その歩き方のポイントは、
「踏み出した足の膝は曲げない」
「後ろ足の足首を伸ばすように歩く」
「腕を前に振らない」
ということ。
今日は、
お正月までに毎日1分練習するだけで
着物で美しく楽に歩けるようになる
3つのポイントをご紹介します。
文中のリンクをクリックすると、
「正しく歩けば不調が消える!
1日300歩ウォーキング」の動画で
歩き方を詳しく確認していただけます。
(1)ひざを伸ばしてかかとで着地
前に出す足は、
つま先を進行方向に向け、
ひざを伸ばしてかかとで着地します。
このとき、動画の中では、
分かりやすくするためもあって、
かかとの頂点で着地していますが、
下駄や草履を履いて歩くときは、
「かかとの少し前」
で着地するイメージが良いです。
この位置は、
ウォーキング講座や本の中で、
「バランスポイント」
とお伝えしているところです。
前に出す足のひざを伸ばすと、
ひざが前に出ないので、
着物の裾がめくれたり、
広がったりしにくくなります。
(2)後ろ足の足首を伸ばす
前に足を出したら
重心を前足に移動し、
すぐに後ろ足の足首を
しっかり伸ばします。
前足の重心の位置は、
かかとの少し前です。
ここに重心をおくと、
頭・肩・足首が一直線上にくるので、
背筋がまっすぐになって
とても美しく見えます。
そして、後ろ足の足首を
しっかり伸ばすことで、
歩幅は同じで楽に前に進めます。
着物の裾が崩れたり、
草履や下駄の裏が出て
見苦しくなることもありません。
動画で実際の動きを
ご確認ください。
(3)腕は後ろに引く
歩くときの腕の振り方は、
肩甲骨の筋肉を使って、
前に出した足の方の手を
後ろに引くイメージです。
前に出した足と反対の手を
前に出すイメージだと、
背中が丸まりやすくなります。
背中が丸まっていると、
着物にしわが寄ったり、
襟元が開いてしまったりしますが、
手を後ろに引くと
背中がまっすぐに保たれて、
上半身の姿勢が美しく見えます。
また、
着物には袂(たもと)がありますが、
手を後ろに引くイメージで
腕を振ってみると、
なんと着物の袂の重さが
腕の動きを助けてくれるんですよ。
動画で確認して、
ぜひ試してみてください。
着物美人になる歩き方は【後ろ足】が大切
いかがでしたでしょうか?
「新保式ボールウォーキング」
の歩き方のポイントである、
「踏み出した足の膝は曲げない」
「後ろ足の足首を伸ばすように歩く」
「腕を前に振らない」
を意識すると、
洋服の時と歩き方を変えなくても、
着物美人になれます。
つま先を正面に向けて足を出し、
すぐに前足に重心を移して、
後ろ足の足首を丁寧に伸ばして歩く。
動画を最初からご覧いただくと、
歩き方のイメージが
できてくると思います。
10分弱の動画になりますので、
ぜひご覧ください。
もしも、この動画だけでは
分かりにくいところがありましたら、
全国のフットマスターに
お気軽にご相談ください。
みやざき足育センター(宮崎県)
代表 成田あす香
http://ashiiku-miya.com/