こんにちは!
東京・千葉で,外反母趾・偏平足・足底筋膜炎など足でお悩みの方はもちろん,
歪みにくい体にするために『オーダーメイド矯正インソールを!』
千葉県浦安市の「くりた整骨院」,院長でフットマスターの栗田です。
さて最近は,“小さいお子様の歩き方が気になる”
という親御さんからのお問合わせを多く頂くようになりました。
特に「子供が内また歩きな気がするのだけれど診てほしい」
という方が多いです。
以前からも申し上げていますが,
お子さんが『内また』かな?と思ったら,
まずは専門の整形外科を受診していただくことが大切です。
病院で,「問題ないので少し様子をみましょう」と言われた方は是非ご相談下さい。
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子供が内また歩きになる原因には大きく分けて3つ
①大腿骨内旋
これは,股関節が何かしらの原因で内旋位(内側に捻じれた状態)で固まっているために,
下肢全体が内旋位になり,その結果として内また歩きになります。
仰向けに寝た状態で膝のお皿が内側を向いている場合は
これにあてはまる可能性があります。
②下腿内捻
大腿骨は正常でも,
膝より下(脛骨と呼ばれるスネの骨)が内側に弯曲し捻じれた状態
になっていることがあります。
仰向けに寝た状態で,膝のお皿は正面を向いているが,
スネから足部が内側を向いている(ねじれている)方はこの可能性があります。
③足部内転
足裏を見た時,正常な人の足は,かかとの中心から中央線を引くと,
線が足の指の2・3番目にきますが,
中央線が足の指の4・5番目にきている方は,
足部自体が内転(捻じれている)
そのために,歩くと内またに見えます。
(足関節が内反する内反足とは異なります)
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①~③はあくまでも目安ですが,どれに当てはまるかは,
ご自身で判断することは難しいので,専門家に診ていただく必要があります。
また②と③は骨自体の変形が原因という場合が多いので,注意が必要です。
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今回は,骨自体の変形による内また歩きではなく,
その他について,原因と対策法をお話していきましょう。
(A)正しい靴選び
子どもの靴を選ぶ際,
成長を見越して,どうしても大きめの靴を選びがちです。
大きすぎる靴を履くことにより,
歩き方に変な癖がついてしまい,
内また歩きになってしまう可能性があります。
正しい足の大きさ(足長)を確認して,
正しい靴を履くことが大切です。
子どもの靴の選び方はこちらも参考にして下さい
(こちらをクリック「子供の『歩育』一緒にはじめませんか?」)
(B)日常生活動作
先ほどの①,股関節が内旋した状態になる原因としては
ぺったんこ座り(W座り)などが影響するので注意して下さい
この状態が続くと,将来O脚になったり,
反り腰になり腰痛の原因にもなります。
(なぜ?ぺったんこ座りが良くないか,詳しい解説は
こちらをクリック「子供の『歩育』一緒にはじめませんか?②)
また,子供はまだ骨自体が柔らかいので,
片膝立ちのような恰好を長時間すると,
正座している側の骨自体に負担がかかり
変形につながる可能性もあるので
注意が必要です。
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また,よくご相談の中で
『子供が内また歩きで,自分の足にぶつかって転ぶ』
というご質問を受けますが,
お子さんの歩き方を見ると,結構多いのが
「つま先歩き」
です。
まず,つま先歩きになると内股になりやすくなります。
また,つま先歩きにより,躓いて転びやすくなります。
つま先歩きが癖になっている子の場合,
内また歩きで転ぶのか,つま先歩きで転ぶのかは,判断が難しいところです。
他には,小さい子で,親と手をつないで歩く場合も,
いつも同じ手をつないでいると,
親と子供の歩くスピードは異なるために,歩き方に癖がつきやすくなります。
いずれの場合も,
どこかに異常があるというよりも,
変な癖がついた歩き方をしている場合も結構多いです。
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(C)親の歩き方
親の歩き方と聞いて何のこと??
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,
子供の歩き方が気になると来院される場合,
お母様に歩いていただくと
実は同じような歩き方をされている場合がとても多いです。
大変申し訳ございませんが,子供の歩き方が悪い場合
その親御さんの歩き方が悪い場合も多いのです。
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○子供の歩き方を変えたければ,親御さんも正しく歩く必要があります!
以上のように,もしもお子さんの歩き方が気になった場合は
まずは,親御さんが正しい歩き方をマスターする必要があります。
よって,当院ではお子さんの歩き方指導をする際には,
必ず,お母様とお子さんと一緒に歩き方を練習して頂きます。
「新保式ボールウォーキング」をしっかりと練習して頂きます。
小学生くらいになれば一緒に出来るようになりますが,
幼稚園児くらいだと,『正しい歩き方』と言っても
なかなか難しいですが,
お母様が歩き方を練習していると,
子供は興味を持ってマネするようになります(*^-^*)
また,先ほど申し上げたように,
つま先歩きの癖がついている子であれば
まずは「かかとからつくように歩く」くらいから,
少しずつ練習していただきます☆
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お子様と一緒に,お父様・お母様の歩き方も見直してみませんか??
ご相談はお近くのフットマスターまで。
千葉県浦安市当代島2-2-1
くりた整骨院
院長 栗田 勝彦
https://kurita-seikotsuin.com/(随時更新中!)
http://k-seikotsuin.jugem.jp/
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