明けましておめでとうございます。
自由が丘レア・リテの後藤です。
2018年。
今年も皆様が健康で、明るく過ごせますように!
よろしくお願い申し上げます。
年末年始、いつもより多い食器の洗い物の最中に気づいた事がありました。
エプロンの前がビショ濡れになっている…
水量が多かったかな?
そんなに水はねしたかな…??
床は濡れてないのに??
そこで、あ!と気づきました。
お腹でシンクに寄りかかっていたのです!
何という事でしょう!
お腹を支点に寄りかかって、楽をしていたのです。
「バランスポイントで立つ」と、クライアントさんに指導する身でありながら…
まあ、お酒も頂いていたし、そんな時もあるさ!ということで(笑)
こんな風に、日常生活の中で「あれ?なんでだろう」と思う事に、
身体を整えるヒントが隠れています。
まず、今の自分の状態を知ること。
無意識にとっている姿勢は、今の自分にとって楽な姿勢です。
そうなるように使っているのが、今の自分です。
でも、その結果、今の自分につらい症状が出ているなら、何とかしたくないですか?
施術で症状が軽くなったいい状態、その状態を自分の無意識の状態にできれば、
いい状態が日常になります。
先日クライアントさんが、日常生活の中で感じた「?」について質問してくれました。
「しゃがんだ時に足首が変な気がするんです」
どんな風に変かは、うまく表現できないけれど、
なんだかおかしい気がするんです、と仰るので、
どんな風にした時にそう感じるのですか?様子を再現してもらいました。
足首の曲がり方に、左右差があります。
左足の指の付け根の関節(MP関節)部分が踵と平行になっていないのがわかります。
この方の足首は、仰向けに寝て頂くと下の写真のような状態です。
左の足首の曲がり方は、しゃがんだ時そのままに再現されています。
足首のクセは、そのまま日常生活に反映されてしまうのです。
撮影した写真を見ると、
「ああやっぱり曲がってた!こんな感じでいいですか?」
足首をまっすぐにやり直したのがこちら。
こちらの状態の方が、足首の歪みが助長されず、
足の付け根の関節もまんべんなくストレッチされて気持ちがいいという発見もありました。
クライアントさんが「あれ?」と思えたきっかけは、
クライアントさん自身が「足首の重要性に気づいた」ことだと思います。
歩き方のレッスンを受けてくださったことで、足に対する意識がグッと高まり、
「あれ?」と思うことにつながりました。
そして、足首のクセがそんな場面にも影響していると気づくことが出来ました。
自分の身体の変化に気づけば、直すことができます。
気づいた時の微調整を、楽しんで取り入れていたら、
いつのまにか快適な身体になっています。
日常生活の中で、自分をチェックする瞬間をつくる。
例えば、「鏡の前に立ったら」とか「歩き出す一歩目」とか、
自分でやりやすい瞬間を決めて、始めてみるのもいいですね。
健康になるきっかけは「あれ?なんでだろう」という
自分の身体に対する興味・発見にあります。
ささいなことでも、フットマスターにご相談ください。
小さな発見は驚きのタネかもしれません!