こんにちは。
宮崎県都城市「整体院リバイヴ」代表/フットマスターの谷平真弥です。
本日は、寝方(寝る時の姿勢)について、フットマスターの視点からお話させていただきます。
仰向けで寝られないのが足と関係があるの?とびっくり思われるかと思います。
当院でも「仰向けで寝ると腰が痛くて寝られない」と来院された方が矯正用オーダーメイドインソールを作成し、歩き方を変えると仰向けで寝られるようになった、ということはよくあります。
足と寝方の関係性とは?
靴が合っていなかったり、サンダル・スリッパ・高いヒールを多用していると、もも歩き(脚前面の筋肉を使い過ぎ)になり、その筋肉が過剰に緊張した状態になります。
そのため、太ももの前面の筋肉も緊張して収縮するため、骨盤が前に引っ張られ骨盤前傾が強くなります。
こうなると、体は無意識にバランスをとろうと腰をそらせるような姿勢になり、いわゆる、反り腰になります。
この反り腰の人が仰向けで寝ようとすると、体の全面は筋肉が収縮して縮んでいるのに重力によって後面にも引っ張られるので、筋肉はますます緊張した状態になります。それでは熟睡ができません。
つまり、日常の歩き方や姿勢、履いている靴などが体に負担をかけていると、その歪みなどの影響で仰向けで寝づらくなったりするのです。
寝ている姿勢も健康に影響する?!
また、横向きで寝ている人も意外と多いかと思います。
睡眠中に寝返りの過程で横向きになることは問題ありませんが、常時、横向きでしか寝られないのは問題です。
横向きでの状態が続くと、下側になった体の側面がずっと圧迫されることになります。いつも同じ側の肩ばかりが圧迫されると肩が前方に出て巻き肩になり、いわゆる、猫背になりやすくなります。
それだけではなく、肋骨も圧迫されることになり、呼吸が浅くなります。それでは熟睡できません。
そのほか、うつ伏せで寝る人もいるかと思います。うつ伏せで寝る大きなデメリットは、腰の反りを助長し、腰の筋肉を緊張させます。また、顔が下向きになり、それだは呼吸が苦しくなるので、横を向いて寝ることになります。
この状態が続くと、首が捻じれて首にかなりの負担がかかります。結果、頭痛や寝違いを起こします。
さらに、うつ伏せはお腹が圧迫されます。そのため、内臓だけでなく、肋骨も圧迫され呼吸が妨げられます。それでは熟睡できません。

やはり仰向けで寝るのが一番理想的な寝方になります。そのためには、足を見直し、正しい歩行を学び、脚前面の筋肉が過剰に緊張しないように気をつけることが重要なポイントの一つとなります。
是非、皆様は、矯正用オーダーメイドインソールを作成し、正しい歩き方を身につけて、仰向けで熟睡できるようになりましょう。
※矯正用オーダーメイドインソールや歩き方については、他のブログを参照されて下さい。
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※妊娠後期、喘息、心臓疾患などは、横向きの方が呼吸が楽になることもあります。
整体院リバイヴ
代表 谷平 真弥(フットマスター)
宮崎県都城市山田町中霧島3156−1
TEL 0986-77-5207
https://seitairevive.com
整体院リバイヴでは「足×治療×トレーニング」で 不調を根本解決。
正しい歩き方も指導いたしております。お気軽にご相談ください。