こんにちは、埼玉県岩槻のじおんじ整骨院 若林です。
8月も暑い日々が続きますね。年々暑さが増している気がする今日この頃です。
皆様はどの様に、過ごされているでしょうか?
この夏、じおんじ整骨院に来院される方々から、「最近、夜に足(ふくらはぎ)がつる」「暑さで外にあまり出ないから運動不足」というご意見をよくお聞きします。
外出した際にも同じ様なお話を何度か耳にしたので、多くの人が感じていることでしょう。
夏にふくらはぎがつる原因
ふくらはぎがつる原因は様々ありますが夏というと、まずは大量の汗をかいた後の水分(塩分も)不足があります。脱水症状で思いもよらない所がつる事もあります(私は温泉で軽い脱水症状となり、足裏や腹筋やお尻がつった経験あり)。
大量の汗をかいた時は、汗の量に見合った水分補給を心掛けましょう。
そして夏というともう一つ、暑さで日常生活動作の減少により歩く事が減り、足首の上下運動(ふくらはぎを使用する事)が少なくなっている事があります。
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、足首を上下に動かす事で下肢に溜まった血液(水分)を全身へ送ります。血液が滞ると足がむくみ、ふくらはぎが硬くなったりむくんだりすると、つりやすくなります。
つまり運動不足(ふくらはぎの柔軟性の低下)も、ふくらはぎがつる大きな原因になるのです。
足首の可動域を広げるには足首を正常位置へ
「それではたくさん歩いて、ふくらはぎをたくさん使いましょう」というと、そうはなりません。
この猛暑の中、外でたくさん歩いたら具合が悪くなりますし、足に歪みがある人や膝痛がある人などが、たくさん歩いたらますます状態が悪くなるおそれもあります。
ではどうするのか?
それは、いかに効率良く歩くかです!
人は立つと足関節の構造上、この様に多くの人が歪んで(傾いて)います。
足首を内側や外側に少し傾けた状態で、上下(背屈と底屈)してみましょう。
足がロックされ上下運動が制限されるのが分かると思います。
大小ありますが、ほとんどの人が実はこの状態です(両足を後方より撮影してみると分かりますよ!)。
では、できるだけ足を内外に傾けない状態で足首を上下してみましょう。
足がロックされないので、上下(底屈と背屈)に目一杯に動きます。
つまり、足首を正常位置にする事で可動域が最大となり、効率良く足首(ふくらはぎ)の上下運動ができる様になります。
それは足首を正常位置にする事で、気にせず何気なくたくさん歩くより、少ない歩数でも運動効果が高まります。
いかにこの状態を維持して歩けるかが重要になります。
足首の位置に注意して歩きましょう。
フットマスターのオーダーメイドインソールがお勧め!
先ほどの二つの写真の違いは、フットマスターのオーダーメイドインソールを履いているか履いていないかです。
立った瞬間にアーチが落ちて歪んでしまう足首を インソールで正しい位置に整えています。
インソールの作成
フットマスターのインソール
このインソールは、無重力状態(うつ伏せで寝た状態)で足首を正常位置にし、石膏で型をとり製作します。そして適度な硬さがあるので立った状態で履いても、つちふまずが潰れない、つまり足首が正常位置の状態を保つ事ができます。
よって、このインソールを使用して正しく歩けば、足の歪みを抑え、効率良く運動効果を高めて歩く事ができます。
当然、夜に足がつるのも減少し、運動不足も解消します。
また、数年前に話題になりましたがエコノミー症候群といって、下肢をあまり動かさずにいると血管内に血栓ができ血管が詰まる血栓症になる事があります。足首(ふくらはぎ)を効率良く動かせる事は、この血栓症の予防にもつながります。
足の歪みは、ご自分ではほとんど気づかない事が多いものです。
知らずのうちに足の歪みが進み、そこから膝や腰や肩などの痛みにつながる事も。
夜に足がつる、運動不足、そして足の歪みが気になった方は、是非、足の専門家のフットマスターまでご相談下さい。
じおんじ整骨院
https://jionji-seikotsu.com/
埼玉県さいたま市岩槻区慈恩寺682‐2
048-794-5431
院長 若林 政義(フットマスター・柔道整復師)