じおんじ整骨院の若林です。
今年の冬は比較的暖かい日が多いですが、朝夜はやはりとても寒いですね。
この寒暖差によって、足趾(足のゆび)の冷えや痺れやしもやけに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、足趾の冷えなどは、ある事をするだけ(修正)で改善されるものも多くあります。
前重心は冷えや痺れの原因の一つ
結論から言うと、立位での重心位置が関係しています。
実は、私自身も冬になると足趾のしもやけに悩まされていました。
私の立位での癖は前重心で立つ事。
お気づきでない方が多いですが、このように前重心になってしまっている方が結構いらっしゃいます。
前重心で立つと、赤い矢印の所(関節部)に重心がかかります。
この状態が続くと、親趾と小趾のつけ根を結んだ線である足の横アーチ(ドーム型)が潰れ、足裏にある血管や神経を圧迫する事になります。血管や神経を圧迫されれば、そこから先の感覚が足趾へ伝わりづらくなり、冷え・痺れ・しもやけの原因の一つとなります。
重たいバックを持った時、握った手の指先がバックのひもに圧迫され、感覚が無くなったり痺れたりします。同じ様な状態が足趾で起こっています。
今、症状としてあらわれていなくても、いつか冷えや痺れなどへと繋がる可能性が大いにあります。
正しい立ち方は、踵の少し前
では、足趾の冷えや痺れを改善する方法とは?
それは、立位時の重心位置を修正する事!
『バランスポイント』で立つ、踵(かかと)の少し前あたりで立つ事です。
くるぶし・膝・股関節・肩・耳を一直線(横向きで)にしてバランスポイントで立つ事で、無理なく姿勢正しく立つ事ができる様になります。
当然、前重心となりづらくなるので、足趾の冷えや痺れなども改善されます。
更に良い状態にする為に!
バランスポイントで立つ事で理論上、姿勢正しく立つ事ができる。
しかし、立つという事は重力がかかるので、3本ある足のアーチは(つまり、つちふまずも)潰れますし、足の特性上、歪み易くなっています。
より良く、正しい状態をキープするには、『フットマスターのオーダーメイドインソール』をお勧めします。
写真を見れば一目瞭然です。
このオーダーメイドインソールはお一人お一人の足に合わせて、重力のかからない状態でつくり、立った時にアーチが潰れない素材でできています。
よって、アーチが安定し、足の歪みを抑えるので、より力まず立ち易くなります。
姿勢正しく立つ事ができれば、足首の可動域も広がります。
可動域が広がるという事は、足首を動かす下腿の筋肉(前面外側のすねの筋肉と後面のふくらはぎの筋肉)をより動かす事ができます。
第二の心臓といわれるふくらはぎの筋肉をより活用できれば血流は更に良くなるので、この点からも足趾の冷えの予防や対策となるでしょう。
私自身、このオーダーメイドインソールを履く事で、しもやけが改善されました。
立位の重心位置(バランスポイントで立つ)を注意し正しく立つ事で、寒暖の差が激しいこの冬を乗り切りましょう!
バランスポイントで立つ事や、フットマスターのオーダーメイドインソールの事で、ご質問などありましたら、お気軽にご相談下さい。
じおんじ整骨院
院長 若林政義(フットマスター)
埼玉県さいたま市岩槻区慈恩寺682-2
048-794-5431
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