はいたい!
フットマスター唯一のうちなーんちゅ、沖縄在住フットマスターの儀間ゆかりです。
全国的に暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、オーダーメイド矯正インソールをご愛用いただいている方から頂戴した嬉しいお声をご案内します。
「足のゆび」で
身体の全体重を支えるのは○?×?
久しぶりにお会いしたので、お身体に何か変化があったのか確認したところ、こんなお返事がありました。
「なんか、足のゆびが伸びたんですよね。自分の足のゆびってこんなに長かったんだと、びっくりしました。」
以前は、足のゆびが常に曲がっていたり、指に力が入っていたりしていた。ともお話されていました。
元々は、ダイエット目的で歩き方の講座へご参加された方、意外な変化に驚いてお話してくださいました。
インソールを手に入れるまでは、身体の重心の位置は足の前側にあり、身体が前に倒れてしまわないよう足ゆびで踏ん張って支えている状態です。
足指に力が入っているということは、常にこころも体も緊張状態。自律神経の交感神経が優位になっています。
足のゆびと
自律神経の密接な関係
自律神経とは、自分の意志とは関係なく働く神経のこと。生命維持に必要な働きを調整してくれています。大きく交感神経と副交感神経に分けられます。
一般的に交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキに例えられることもあります。その違いを表にしてみました。
呼吸 | 心拍 | 血管 | 血圧 | 精神面 | |
交感神経 | 浅く早い | 速い | 収縮 | 上がる | 緊張・不安 |
副交感神経 | 深くゆったり | ゆっくり | 弛緩 | 下がる | リラックス |
他にも副交感神経が優位になると、胃腸の活動が活発になるため消化が良くなったり お通じが良くなったりもします。
日中は交感神経が優位な状態で過ごし、夕方になるにつれ副交感神経が優位になることが理想的な暮らしと言えます。どちらが良い悪いということではなくて、バランスの問題です。
話を戻して、重心が足の前側にあり、足のゆびに常に力が入っている状態で過ごす時間が長いと、交感神経が優位になる時間が増えます。常にアクセル全開!自分でも気が付かないくらいに、こころと身体が自分でも気が付かないくらいに緊張状態が慢性化していくのです。
結果、頭痛、不眠や食欲不振、便秘、疲れがとれない等、すっきりしない不調が続きます。
正しく立ち 正しく歩くには?
足指の力が抜けたリラックスした状態で日々過ごすことで、交感神経優位な緊張状態から抜け出すことができます。その方法は 重心を常に「バランスポイント」に保つこと。
バランスポイントとは、足裏の外くるぶしと内くるぶしを結んだ真ん中の位置です。この位置に重心を置くことで、骨で立つことができます。
立つとき、歩くとき、座る時にもバランスポイントを意識して日々過ごすことで、身体に余分な力が入らなくなります。緊張がほぐれ身体もこころもリラックスした状態で過ごすことができます。
また、フットマスターのオーダーメイド矯正インソールを使用すると、上記の立ち方や歩き方がよりしやすくなります。
今年の夏は非常に暑くてこころや身体の緊張状態が続きます。立つ・歩くなどの動作で体力を消耗しないようにバランスポイントを意識して過ごしていきましょう。
沖縄にて、足にまつわる様々なイベントやセミナーも開催しております。お気軽にお問合せください。
アフアフ(健康)ウォーク
代表 儀間ゆかり(看護師/社会福祉士/フットマスター)
https://ahuahuyukari.okinawa/
バランスポイントについて知りたい方は、お近くのフットマスターへお尋ねください。
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