「正しい歩き方」と聞いて、どんな歩き方を思い浮かべますか?
多くの人が小学生の時に習った「行進」を思い浮かべると思います。
「腕を大きく振って腿を高く上げる」そんなウォーキングフォームが正しい歩き方と想像しますよね?
しかし私たちフットマスターでは「行進」はNGとお伝えしています。
「腕を大きく振って腿を高く上げる」は筋肉を頼った、人間の構造上では不自然な動きだからです。
今回は、体に負担をかけない楽な「正しい歩き方」についてお伝えしていきます。
「歩く」という移動動作とは?
「歩く」という動作は、人間が移動するのに一番初歩的な動作になります。
体に障害がない人であれば、疲れていても、病気をしていても、体がどんな状態でも、自分が行きたい場所に移動するには、歩くことができなければ目的地にたどり着くことができません。
こうしたことを考えると、「歩く」という動作は燃料効率の良い動作、つまり疲れにくい歩き方が「正しい歩き方」と定義することができます。
そのように考えると、「行進」で大きく腕を振ったり、腿を高く上げることは、見た目は美しく見えるかもしれませんが、筋肉で体を大きく動かして無駄にエネルギーを使っている不自然な動作といえます。
歩くときに骨を使う
それではどのように歩くのが「正しい歩き方」といえるのでしょうか?
「運動」を考える時に、一般的には筋肉に意識が向きがちです。
確かに太い筋肉は健康的に見えますし、筋肉をたくさん使って運動した疲労感は満足感にもつながります。
しかし、健康的に関節の負担などを与えないウォーキングフォームを考えると、少し話は変わってきます。
その答えは「骨を使う」ということです。
骨は疲れを感じませんし、とても固いという性質があります。これを上手に利用すると、疲れずに健康的に歩き続けることができます。
どういうことかというと、全身の骨格がうまく連携して体重を効率良く骨に分散させる歩けばを実践すれば、筋肉は最小限の頑張りだけで歩くことができるということです。このように歩けば、疲れにくくなりますし、筋肉に疲労が蓄積して、筋肉痛や関節痛のリスクを減らすことができます。
重心の位置「バランスポイント」
それでは、筋肉だけでなく骨を使って歩くには何を意識すれば良いのでしょうか?
まずはバランスポイントに重心を乗せることが大切です。
バランスポイントとは踵の骨の少し手前の、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の真ん中あたりにあります。ここに重心を乗せると、全身の骨格が効率良く並びやすくなり、筋肉の体を支える負担を減らすことができます。
歩行動作の中で、地面に着いた足の上に上半身が乗る瞬間に、バランスポイントに体が乗っていると、筋肉がリラックスしやすくなって疲れにくくなるだけでなく、関節を柔らかく使えるので関節の負担を減らすことができます。
一生自分の足で歩き続けるための新保式ボールウォーキング
今回は、健康な歩き方のワンポイントアドバイスとして、バランスポイントを使って歩くことをお伝えさせていただきました。
バランスポイントに重心を乗せると疲れにくく、関節の負担のかかりにくい歩き方になります。
このように健康に一生自分の足を使って歩き続けるのには、筋肉だけを頼るのではなく、骨をうまく使って歩くことが大切になります。
私たちフットマスターでは、更に詳しく正しい歩き方をお伝えしています。
また正しい歩き方を補助するオーダーメイド矯正インソールの作成し、一生自分の足で歩き続けるお手伝いをしています。
足のことなら私たちフットマスターにご相談下さい。
【ひざ痛・腰痛・頭痛専門】
流カイロプラクティック院
埼玉県越谷市越ケ谷1-16-12文之堂ビル1-C
048-971-5656
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