こんにちは。山形のフットマスターüber(ユーバー)ボディメンテナンスの髙橋篤史です。
今年も残りわずかとなり、寒波の影響で山形ではなかなかの積雪となりました。
もうスノーブーツや長靴を履かないと外には出られません…
年末ということで大掃除や断捨離に取り組まれている方も多いのではないでしょうか?
シューズクロークの掃除をする際は、是非、靴底をチェックして下さい。
靴底にいびつな減り方がある場合は、体の不調が出てきているサインですので注意が必要です。
①かかとの外側だけが極端に減っている靴底は、特に男性は多い傾向があります。
がに股歩きや猫背の人は、足の外側の筋肉だけが発達するため、見た目も良くありません。
膝、股関節、骨盤に負担がかかりやすく、肩こり、膝痛、股関節痛、腰痛など、
さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
②内側だけが減っている靴底は女性の多いタイプです。
内股やX脚気味の男性にもよく見られます。
重心が親指にかけてかかりやすく、タコやウオノメの原因になります。
脚が内側に倒れ込み、足首に負担がかかりやすく、
無意識に重心が外側にかかるため骨盤が開き、下半身太りの原因にも繋がります。
③靴底の片側が減りやすい方は、歩行時に足を引きずったり、
どちらかの骨盤が開いていたり、両足に均等に力が入っていない場合があります。
片側の膝や足首に過度の負担がかかり続ければ、慢性的な痛みに発展します。
骨盤の歪みから、体の片側だけ血流が悪くなり、むくみ、肩こり、
頭痛、胃痛などの内臓疾患を含め、様々な不調を起こしかねません。
④つま先だけが減る靴底は、足先だけを使って歩いたり、
地面を蹴るようにして歩いている人に多く見られます。
つま先に重心がかかると、前かがみで猫背になり、
背筋ばかりが発達し、腹筋が衰えてお腹が突き出る
中年太り体型になりやすい傾向があります。
また、歩行時に常に力が入っているため、疲れやすい体になる可能性大です。
年末に靴を断捨離して健康になる
靴底の減りは見た目が悪いだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
靴底の減り=足首が歪んでいる証拠です。
足は体の土台です。
足首の歪みは体の歪みを引き起こし、体の不調を引き起こす原因になります。
もし、年末の大掃除の際に、シューズクロークに眠るご自分に合わない靴や
なかなか捨てられない靴底の減りの激しい靴があったら、思い切って断捨離をして足から健康になりましょう。
年末年始におすすめの足首をニュートラルにするエクササイズ
ニュートラルポジション(足首の関節の理想の位置)の感覚をつかむためのエクササイズは、
ご自宅で簡単に取り組めて、運動不足になりがちな年末年始にもおすすめです。
①床に座り脚を伸ばす
②左のつま先を伸ばす
③①の姿勢に戻る
④右のつま先を伸ばす
①~④を繰り返します。足先が内側、外側に傾かないように注意しながら、
両足の中指がまっすぐ天井を向くように意識して、無理なく1分程続けて下さい。
足首のニュートラルポジションを維持できると、全身のゆがみを防ぐだけでなく、
足のむくみや冷えの改善、パフォーマンスの向上も期待できます。
足元から健康になり、よい年末年始をお迎え下さい。
本年もありがとうございした。
来年も皆様のご多幸をお祈りいたします。
überボディメンテナンス
高橋篤史
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