本日もフットマスターブログをお読みいただきありがとうございます。
ポッコリおなかが気になる
なんとなく身体が重たく感じる
最近、座っている時間が長くて運動不足
そんな時には身体を支える「体幹」の力を強くすることで、
姿勢が良くなる、おなかが引き締まる、基礎代謝がアップするなど、
さまざまな効果があると言われています。
最大のメリットは 筋肉のバランスが整い お身体の安定性が高まるということではないでしょうか。
体幹を鍛えるトレーニングは たくさんありますが、
実は「正しく歩く」と「正しい姿勢を保つ」ことができるようになり
体幹も鍛えられることをご存じですか?
二足歩行をする私たちの「足」は、とても複雑な構造をしています。
偉大なる天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
数々の名画を残しただけでなく、非常に多くの様々な研究をしました。
そして人体に関してもパイオニアであり、精緻なデッサンが多く残されています。
その彼がこのような言葉を残しています。
「足は、人間工学上の傑作であり、最高の芸術作品である」。
私たちの身体を支え、歩いたり、走ったり、
様々な動きを可能にする「足」は、体の中でもとても重要な役割を果たしており
両足の骨の数は、全身の骨の数の 約4分の1を占めています。
その「足」を使って「重心移動」するのが歩くという事です。
いまだ進化の途中と言われる「足」は
骨格の特性で体重がかかると内側へたわむ構造をしています。
その働きが衝撃を吸収してくれるので
立ったり、歩いたり、走ったり、様々な動きを可能にしています。
体重を支える「足」は、お身体の土台となるので
お身体の使い方のすべてに影響してきます。
足首の使い方やクセは 全身の動きと連動しているのです。
足首の関節が柔らかいと「足首」が必要以上に歪んだ状態になるため
お身体の不調の原因となっていることが少なくありません。
どこで立っていますか?
足首がニュートラルになる重心の位置を「バランスポイント」と呼びます。
私たちは、幼い頃から無意識に歩いているので、
どのように「重心移動」しているかを意識することはないと思います。
1日に3,000歩~7,000歩ほど歩くと言われています。
それだけの回数 重心移動を重ねているのですから
「歩き方」次第で お身体を良くしていくこともできる。
はじめに「足首」の歪みを整え、足首を理想的な位置にして
「正しい歩き方」で歩くことで 体幹も整ってきます。
はじめの一歩が大切
「正しい歩き方」のコツのひとつ、それは「歩きはじめの一歩」です。
歩きはじめの一歩。
左右どちらの足で踏み出していますか?
そして、その足の向きはどのようになっているでしょうか。
歩きはじめの一歩が 外側を向いていると
次の一歩は 元に戻ろうとするので左右に蛇行した重心移動の
「誤った歩き方」になります。
お身体を左右に振って歩くと それだけ無駄な力も入りますし
疲労や原因不明の痛みの原因となっているかもしれません。
スムーズに重心を移動するなら ボールが転がるように まっすぐに進むのが
一番効率が良い「正しい歩き方」と言えるでしょう。
「誤った歩き方」と「正しい歩き方」では筋肉の使い方が違います。
脳からの指令が 神経を通じて筋肉に伝わって
はじめて脳からの指令通りにお身体は動きます。
脳と神経と筋肉が連動する回路を作ることが大切なのです。
「1日300歩」正しい歩き方を意識して 丁寧に行うことで
正しいお身体の使い方を習慣にしていきますと
正しい姿勢も維持しやすくなり いわゆる「体幹」を強くすることにもつながります。
「体幹」を強くしたいと思ったら
「正しい歩き方の習慣化」から はじめることが
実は いちばんの近道かもしれません。
「足首」の正しい位置と「姿勢」や「体幹」との関係を
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南青山『足から治療院』Creare
スタッフ 後藤寿美子
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