本日もフットマスターブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
街中でふわっと金木犀が香り、夜になると虫の声が聞こえるようになり、
秋の訪れを感じるようになりました。
9月にやってくる「敬老の日」
プレゼントに多く選ばれる「健康グッズ」の中で、
最近は「ふくらはぎを鍛える家電」が注目されているそうです。
お出かけの機会が減り「おうち時間」を過ごす中で、
座ったままでテレビを見ながら、ふくらはぎを刺激して筋肉を鍛えるという商品が
注目されているのは、それだけ「足」が重要ということに他ならないからでしょう。
なぜ「ふくらはぎ」が大切なの?
ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれます。
足まで巡った血液は、重力に逆らって心臓まで戻らなければなりません。
ふくらはぎの筋肉を使うと、筋肉が伸び縮みする際に 細くなったり膨らんだりして、
血管に圧力がかかります。
その結果、血管の中を流れている血液が押し進められる「ポンプの役割」を果たして
血液循環を生み出しています。
「ふくらはぎ」の働き次第で、心臓の負担も軽くなると言えるでしょう。
また「足のむくみ」や「足のだるさ」「足先の冷え」などの症状も
「ふくらはぎ」を動かして血液循環をよくすることで解消されていきます。
「ふくらはぎ」を動かし「筋ポンプ」を働かせることは積極的に取り入れたいことです。
ただ、筋肉があっても動かなければ 血流は生み出されませんので
「筋肉」を増やしたらそれを「どう動かすか」ということも同時に考えた方がいいと思います。
「ふくらはぎ」の筋肉が増えたとしても、
筋肉に指令を出す「神経伝達」なくしては「ふくらはぎの筋ポンプ」はうまく動かせないでしょう。
「ふくらはぎを鍛える」ことはゴールではなく「鍛えた筋肉をどう使うか?」を
一緒に考える事が大切なのではないでしょうか。
大切なことは「脳と神経と筋肉の連動」と「足首のニュートラルポジション」
「ふくらはぎ」は足首の「底屈と背屈」という動きによって動きます。
底屈とは「足首の関節を足の裏の方向に折り曲げること」、
背屈とは「足首の関節を足の甲の方へ曲げること」です。
この動きによって「ふくらはぎ」の筋肉は大きく動きます。
実は 足首の関節はとても繊細で「一番いい位置=ニュートラルポジション」から
少しズレただけでも「ふくらはぎ」の動き方は大きく変わってしまうのです。
いつも「ふくらはぎ」がカチカチにはっている方、運動しても「むくみ」や「冷え」が解消されない方は、
『足首の歪み』が原因となっているかもしれません。
なぜなら「足首」は骨格の特性により、立ちあがり体重を支える時に歪む構造をしています。
その構造のために、立っただけで足首のニュートラルポジションが保てなくなってしまう。
歪んだ足首では「ふくらはぎ」を大きく動かすことができないのです。
だからこそ、ベッドに寝ていただいて荷重のかからない状態で石膏で型をとる
オーダーメイド矯正インソールが有効になります。
インソールを履いて足首を「一番いい位置=ニュートラルポジション」にすることで
「ふくらはぎ」の筋ポンプを最大限に動かすことができるようになるのです。
インソールをご試着して頂くと、驚くほど簡単にその違いを感じて頂けます。
「いくつになっても人生を楽しむために」
なぜ筋肉が必要なの? 筋肉を鍛える必要はあるの?
どのように筋肉を使えば身体によいの?
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南青山『足から治療院』Creare
スタッフ 後藤寿美子
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