こんにちは。
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の戸張です。
8月も下旬になりましたが、夏の疲れは出ていないでしょうか。日々の暑さや長雨に加えて、コロナ禍による自粛の生活が続いています。今年のお盆期間中も帰省できなかった方が多いかと思います。
私もテレビ電話と写真を見ながらのリモートお盆となりました。その時に話題で出たのが、飾られていた「きゅうり」と「なす」についてです。
「きゅうり」が「馬」で、「なす」が「牛」ですよね。
それぞれの意味をあらためて教えてもらいました。いつも忘れてしまいます・・・。
馬と牛は4足歩行の動物なので、上の写真の「きゅうり」と「なす」にも割り箸が4本刺してあります。
では、実際の馬と牛はそれぞれ何本の指で立っているでしょうか?
馬は人間でいう爪にあたる蹄(ひづめ)が1つ、牛は蹄が2つに分かれています。
馬は第3指(中指)だけで立って体重を支え、牛は第3指(中指)と第4指(薬指)の2本で体重を支えているそうです。
馬の方が平坦の道を速く移動できますが、2本の牛の方はバランスが良く、坂道などを歩くのに適しているそうです。
人間が色々なところを歩けるのも、指が果たしている役割が大きいかと思います。逆に機能が弱まると、転倒しやすくなってしまいます。
蹄は爪なので、人間に飼育されている牛や馬は切ったり削ったりのお手入れをしています。
さらに馬は蹄鉄(人間でいう靴)を装着しています。
蹄は血液が流れているため第2の心臓と呼ばれ、ポンプ作用で血液の循環を行うため、とても重要な機能を果たしているそうです。
もし蹄が伸びて手入れをしないと、変形することで痛みが出たり、ポンプ作用がうまく働かなくなると、病気になってしまうそうです。
専門の資格を持った方が手入れをすることで、馬や牛のバランスを整え、安定した立ち方や歩き方、走り方に改善し、ケガや病気の予防につなげています。
お盆の「きゅうり」と「なす」の話から、馬と牛の足元について書いてみましたが、人間の足元につながる部分が多くあると思いませんでしたか?
人間も足指の機能、メンテナンス、靴の選定などによって、立位姿勢や歩き方はもとより、ケガや病気につながってしまいます。
私たちフットマスターは足を評価する際に、足の指や爪、足裏、皮膚、足首の角度、靴などを見て触れて確認しています。
また、下の写真のようなフットプリントを取らせていただいています。
体重のかかる部分が青くプリントされます。この方のフットプリントを見ると、右足も左足も外側の指が青くプリントされていません。はじめに書いた足の指のことでいえば、5本ある指のうち外側の指では体重をうまく支えられていないということです。
皆さまは足の指を使えていますか?
「リハガーデンてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
リハガーデンてくてく
フットマスター 戸張俊(理学療法士)
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