こんにちは。
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の戸張です。
年末年始は新型コロナウイルス感染症の感染者増加のため、ご自宅で静かな時間を過ごされた方が多いのではないでしょうか。
小さくて可愛い姪っ子や甥っ子、お孫さんたちとの触れ合いを泣く泣く我慢された方も多いと思います。
さて、皆さまは「赤ちゃんみたいな足だね」と言われたら・・・
うれしいでしょうか? うれしくないでしょうか?
新年ですからうれしいことからあげていきましょう。
赤ちゃんの足の裏って、プニプニ、すべすべしていて触ると気持ちがいいですよね。やわらかくてみずみずしくて。
Web上で検索をすると、「赤ちゃん肌 なりたい」などのワードが並んでいました。
女性にとっては「赤ちゃんのような足だね」と言われても、悪い気はしないのではないでしょうか。
うれしくないことをあげると・・・
皆さまは足の裏をよく観察したことがありますか?
赤ちゃんが産まれると、下の画像のように足形や手形を出産の記念にとられる方は多いと思います。
赤ちゃんの足形や実際の足を観察してみると、とっても小さくて可愛いのですが、あるものがないことに気づきませんか?
下の足形の画像は大人の足形になります。気づきましたでしょうか?
そう、「土踏まず」です。
土踏まずは足の裏にアーチを作ることで、歩いたり走ったりするときに地面から受ける衝撃をやわらげ、
クッションのような役目を果たしています。
土踏まずのない、いわゆる扁平足の方は、クッションがないので足を傷めやすいことになります。
赤ちゃんの頃になかった土踏まずは成長するにつれて形成されてきます。
では、扁平足の大人の方はどうしたらいいでしょうか?
扁平足は、運動不足や加齢による筋力の低下、腱の変性、肥満による負荷の増大などが原因とされています。
この状態が続くと、足首や膝、腰に負担がかかりやすくなり、腰痛や膝痛の原因になります。
予防と治療法としては、裸足での生活や足指の体操など、足指をよく使うようにしましょう。
足首周囲のストレッチを行うこと、アーチを低下させないために適正な体重を保つことも重要です。
また、アーチを支えるためのインソールを使用することで対処することができます。
今年はご自身の「足裏」について気にされてみませんか?
「リハガーデンてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
リハガーデンてくてく
フットマスター 戸張 俊(理学療法士)