いつもフットマスターのブログをお読みいただき
ありがとうございます。
疲労回復ジムOASIS代表、フットマスターの和田です。
本日は ウォーキングについてのお話です。
運動指導をさせていただいていると
よく「1日何歩ほど歩けばいいですか?やっぱり一万歩ですよね。」
といったご質問をされます。
2016年2月25日付の日経新聞に
「病気が予防できる目安となる歩数」が掲載されていました。
これは、東京都健康長寿医療センター研究所の
2000年からの群馬県の高齢者約5千人を追跡調査した結果です。
うつ病は、4,000歩:一日あたりの歩数(5分:うち中等度の運動時間)
脳卒中・認知症・心臓病は、5,000歩(7.5分)
肺大腸などのがん・骨粗鬆症は、7,000歩(15分)
糖尿病・脂質異常症は、8,000歩(20分)
この結果から 皆さんはどう感じますか?
病院などに通われていらっしゃる患者様にお尋ねすると
例えば 1日1万歩以上 と言ったように
もっと多く歩かないとだめだ!と感じていらっしゃる方が 大変多いです。
(だから実際できない、行動に移せないとお話しされます)
このように 歩けば歩くほど効果がある と思われがちですが、
実は頭打ちがあり また疲労もたまりやすいことから
頑張りすぎない目標として、
一日8,000歩、中程度で20分を目安にと記載されていました。
でも皆さん
ご自分の活動量を 本当に御存知でしょうか?
日頃 自分の一日の歩数を知っておられる方も、まだ多くありません。
まずはそこからスタートしてみませんか?
今、携帯や万歩計でも中等度の活動(高齢者の場合、会話ができる程度の早歩き)
を計測できるものもあります。
私は以前 スズケン社製のライフコーダーやテルモのメディウォークを使用してチェックしていました。
ただ 今は、リストバンド式のものが充実してきて
睡眠管理や心拍数からの正確なカロリーまで推測してくれます。
今年度中に試してみたいと考えています。
ご参考比較サイト:http://sakidori.co/article/23768
誰かからの指示だけではなく
自分で目標を立て とにかく「行動」する・・・
例えば、「両親は癌で亡くなったので7,000歩(その内中程度で15分)やってみよう」
「活動計で1週間平均すると 5,000歩(5分)」
「よしプラス1,000歩軽いジョギング10分を夕方帰宅途中で実施するぞ」
といった感じでしょうか。
そして実施記録(あるいはブログ、SNS)をつけて 自己開示&セルフモニタリングをする
というのも 一つの方法です。
最も大切なのは量だけでなく その質です!
歩く時の重心バランスがおかしかったり、
膝や股関節に 一歩ごとに横揺れや捻じれが入っていたら・・・
せっかく長いお時間歩いても お身体の歪みを助長しかねません。
歩く際はもちろん 私たちの身体を支えているのは
紛れもなく「足」ですので
まずは 正しい重心位置と歩き方を意識することが大切です。
自分に合った歩幅、バランスポイントを知り
1日300歩を丁寧に歩くことから始めましょう!
疲労回復ジムOASIS < 株式会社ライフフィット >
代表 和田 千恵子(フットマスター)
https://oasis-fitness.net
https://life-fit.net/