本日も フットマスターのブログをお読みいただきまして
誠にありがとうございます。
「あなたが来ると足音ですぐわかるわ」
奥様にそう言われていますというクライアント様。
「どうなっているのかわかりませんが、足音に特徴があるようです」とのこと。
足の静脈瘤、肩こりや慢性疲労、目の疲れなどのお悩みでご来院くださいました。
足をひきずって着地するクセのある歩き方。
着地の圧も強いのでおそらく歩く時に特徴のある音がするのでしょう。
その歩き方が『生活習慣』になっているので
革靴の靴底も外側だけが減っていらっしゃいます。
フローリングの床をはだしで歩く際に 耳をすましてみてください。
前足が着地する際にカカトと床がこすれる音がしませんか?
そしてカカトを引きずって着地した際に膝が曲がっていないでしょうか?
もしも、歩く音が気になるようなら要注意です。
お身体を支える「足」。
人間の足部の骨格は構造上、土踏まずのアーチが落ちるように出来ています。
二本足で立つ人間の足は体重がかかると必ず歪む構造をしているのです。
足首が歪むと 足首の関節の動きが制限されて、まっすぐに動かなくなります。
足首の関節の動きが悪くなることで、足首を使わない「ペタペタ歩き」になります。
「ペタペタ歩き」をしていると、ふくらはぎが硬くなり、
むくみや冷えなどのお悩みがあらわれ、静脈瘤ができることもあります。
さらに足首の関節が正しく動かなくなると、
足首をねじって歩くようになってしまうため、
タコやウオノメができたり、外反母趾や巻き爪になってしまうこともあります。
足首の歪み、そしてねじった歩き方によって、お身体に左右差がうまれます。
その左右差が骨格の歪みを招き 足首が太くなったり、
膝や腰に負担がかかりお身体の不調の原因となります。
足首から始まる不調を防ぐには?
正しい立ち方、歩き方を『生活習慣』にすることで
その不調を防ぐことができます。
正しい歩き方はこちら
重力を利用し、球体が転がるように重心を移動し、楽に歩く。
それが『新保式ボールウォーキング』です。
【新保式ボールウォーキングの重要ポイント 基礎編】
◆ バランスポイントに乗る
◆ 前脚の膝を曲げない
◆ 後脚の足首を伸ばす
◆ そけい部を伸ばす
バランスポイントとは『かかとの少し前で 内くるぶしと外くるぶしを結んだ真ん中』あたり。
まずは 立つ時も歩く時も このバランスポイントに重心を置くことを意識されてみてください。
フローリングの床をはだしで歩く際に 耳をすましてみてください。
前足が着地する際にカカトと床がこすれる音がしませんか?
そしてカカトを引きずって着地した際に膝が曲がっていないでしょうか?
正しい位置、バランスポイントでの着地を意識すると
床を引きずる音がしなくなります。
着地が変われば、歩き方が変わった証拠。
歩き方が変われば、靴底の減り方も変わります。
家の中でも、裸足でも、バランスポイントを意識してみましょう。
その意識が歩き方を変え、新しい『生活習慣』をつくります。
毎日丁寧に。1日300歩から、はじめてみませんか?
南青山『足から治療院』Creare
スタッフ 後藤寿美子
https://disciple.minamiaoyama-foot.com
お悩みはフットマスターへご相談ください。
>>全国のフットマスター