富山県砺波市 疲労回復ジムOASIS 代表
フットマスターの和田です。
「あなたが不機嫌なら散歩に出かけなさい。
それでもまだ不機嫌なら、もう一度散歩に出かけなさい。」
ヒポクラテス(古代ギリシャの医者)
気持ちがふさいだ状況はよくあり、
それが高じてくるとうつ病の症状になります。
週に3回30分ずつ運動すると抗うつ剤に匹敵する効き目があり
その効き目が薬より長いとの実験結果が紹介されています。
また、毎日20~30分ほど適度に歩くことで
うつ病を予防できて 気持ちが晴れやかになるという研究もあります。
なぜ改善できるのか?
近年、神経科学の分野の研究者たちが注目しているのが
脳の天然肥料とも呼べる「BDNF(脳由来神経栄養因子)」です。
脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないように保護しています。
BDNFは大脳皮質や海馬で合成されるたんぱく質で他にも脳に素晴らしい恩恵を与えてくれます。
うつだけでなく私たちの人格形成にも影響しており、
実際に神経症の患者はこのBDNFの値が低い傾向にあると言われています。
このBDNFを自然に増やせる方法が、適度な運動なのです!
BDNFを増やせる活動は有酸素運動です。
大量に増やすのに適しているのが「インターバル・トレーニング」で、
60秒激しく動いて60休むを1セットとして、
10回繰り返すようなトレーニングがおすすめです。
種目はその方の好みや関節の状態はもちろん
お身体の状況を見て決めることが必要ですが、
肝心なのは心拍数を適度に増やすことです。
毎回でなくても、時々でいいのです。
大切なのは
無理なく正しい方法で 適度な運動を行うこと。
実は研究によって、
運動を定期的に行った人は幸福感が増す上、
わずかですが性格も変わるという傾向も見られ
週2度以上 程よく運動を行っている人は
より社交的で神経質な面が少なかったとのことです。
以上 本日は
精神科医アンダース・ハンセンの著書「一流の頭脳」の内容をもとに
引用させていただきました。
私自身 運動の良さは分かっていましたが、
実証された効果をわかりやすく示されていてとても納得できましたし
あらためて その方に合った正しい方法で
運動実践していきたいと感じさせてくれた一冊でした。
また 運動する際は
お身体の土台である『足』を意識することもとても大切です。
コロナウィルスの対策でステイホームのゴールデンウィークですが
自宅近く 人混みを避けて歩くことは大切なのではないかと思います。
新保式ボールウォーキングで
正しい方法で正しく歩き
外出自粛を共に乗り越えましょう!
疲労回復ジムOASIS < 株式会社ライフフィット >
代表 和田 千恵子(フットマスター)
https://oasis-fitness.net
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