フットマスターブログをお読みいただきまして 誠にありがとうございます。
本日は靴を修理したクライアント様のお話です。
「昨日 靴のカカトを修理してもらったけれど あまり調子がよくない」とおっしゃるクライアント様。
その靴を拝見すると たしかに靴底にゴムを貼っているのですがカカトの外側は減ったまま。
修理したはずのカカトは 残念ながら斜めになっています。
これでは修理をしたといえない状態です。
元々カカトの素材が柔らかく 修理せずに買い替えをおすすめしたい靴ではあったのですが
修理の方法がこれでは 修理したかいがありません。
クライアント様は仕事からの帰宅途中、忙しい時間をぬって修理店に立ち寄りました。
修理が終わって戻った靴を履いた時少し違和感があったけれど
修理したんだから大丈夫と思いそのまま履いて帰られたそうです。
もし時間があれば、おや?と感じた時点でよく確かめて その場で発見できたかもしれません。
しかして、修理がうまくなかったと気づいたクライアント様。
その日に直してもらいに行きました。
足元はお身体の基礎です。
靴底が減っているとお身体の土台が曲がるので
どんなに姿勢に気をつけても歪みは防げません。
普段から気にする習慣がないと見過ごしてしまうかもしれませんが
毎日 自分の重心の位置を確認することを習慣にして頂くとお身体の歪みにも気づきやすくなります。
まずは一度、普段お履きの靴をご覧になってみてください。
外側が減っている方、内側が減っている方、片側が減っている方、つま先が減っている方
あなたはどのタイプでしょうか?
正しい重心の位置は「バランスポイント」です。
内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の中央、カカトの少し前です。
靴底が減っていると
いくら真っすぐ立とうとしても土台からお身体が歪んでしまいます。
たとえインソールを入れたとしても
靴底が曲がっていては効果が発揮できません。
靴底のいびつな減り方は
お身体の負担を招き
不調の原因になっていきます。
『インソール+歩き方+靴選び』この3つはかけ算です。
どれかひとつが欠けてもいけません。
いまは靴の柔軟・軽量が流行なので
手で持って簡単にまがる柔らかい靴底の靴がとても多いです。
毎日体重を支える靴底。
お身体の基礎を支えるには ある程度の固さがあるほうが安定して歩けます。
様々な靴を選んで 履いて
自分にあった靴と歩きやすさを確かめて
お気に入りの靴を増やしていただければと思います。
靴選びに迷ったら お近くのフットマスターへご相談ください。
南青山『足から治療院』Creare
スタッフ 後藤寿美子
https://disciple.minamiaoyama-foot.com
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