ふくらはぎは、第2の心臓と呼ばれています。
血液の巡りを良くするポンプの役割を果たしています。
加えて体内でも毛細血管が張り巡らされている部分でもあります。
昨年のNHKスペシャルでは、加齢や糖分・脂肪分の過剰摂取などで
抹消の毛細血管がゴースト血管になるとありました。
ゴースト血管になると血液循環が悪くなり
高血圧の要因になることはもちろん
認知症や骨粗鬆症など健康寿命を脅かす病気のリスクになることが紹介されていました。
年齢とともに毛細毛血管がゴースト化することは知られていますが
個人差が非常に大きく20代、30代でもゴースト化するようです。
ゴースト化を避けるために、
「糖質の過剰摂取をしない」
「睡眠不足を避ける」
「運動不足の解消」
があげられていました。
その中でも、おすすめされていたのが、ふくらはぎの筋肉を活発に動かす『スキップ』です。
朝昼晩、それぞれ20回ずつ行うことが勧められていました。
スキップが難しい場合、おすすめなのが『かかと落とし』です。
背筋を伸ばして爪先立ちになり、両脚のかかとを上げ下げします。
下すときに体の重みを地面に伝えるようにします。
これによって、骨を形成する「骨芽細胞」を刺激し
全身の臓器や組織に働きかけるホルモン物質「オステオカルシン」が分泌されます。
このオステオカルシンも加齢により分泌量が減りますが
毎日30回、2週間連続で行うことで、分泌量が増加する傾向が見られます。
このオステオカルシンには
糖尿病を改善し長寿ホルモンのアデポネクチンの分泌も促され
動脈硬化から起こる心筋梗塞や脳卒中のリスクを下げられと期待されています。
『スキップ』や『かかと落とし』は 別のことをしながらできる手軽な運動です。
そしてスキップでなくとも
ふくらはぎを上手に動かせるのが
バランスポイントを意識したウォーキングです。
寒さで丸くなる時期
ぜひ第二の心臓であるふくらはぎを意識してみてはいかがでしょうか。
疲労回復ジムOASIS < 株式会社ライフフィット >
代表 和田 千恵子(フットマスター)
https://oasis-fitness.net
https://life-fit.net/
足のお悩みはフットマスターへご相談ください
>>全国のフットマスター