こんにちは!
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の久保です。
10月も後半となり、暑い夏が遠くに過ぎ去り、一気に季節が進んだ感がありますね。
朝晩の冷え込みが強くなり、体調も崩しやすい時期です。
僕の運営するリハビリ施設でも、体調を崩してお休みされる方がでてきました。
個人的なことですが、
先月末には、今シーズン最後のヒルクライム大会(自転車で山を登る速さを競う大会)に参加し、自己ベストを更新できました。
偏平足である僕が、オーダーメイドインソールのレギュラータイプを使用して、1時間以上にわたり全力で足底に力を加え続けましたが、痛みや脚攣りなく気持ちよく走ることができました。しかも剛性の非常に高い、カーボンソール(靴底)のシューズで、です。
やはり自分の足に完全にフィットしたものですから、安心感が違いますね!
僕の場合は、偏平足がそこまで重度という訳ではありません。
ですが、インソールを使用して足関節のアライメントを整えることは、ケガの予防やパフォーマンスの向上に大変重要なことです。
自転車は、接地の衝撃が直接足底に伝わらず、自転車そのもののたわみが緩衝材となって足底に伝わる運動です。ですが、1時間以上にわたってペダルに体重以上の力を荷重し続ける場合には、足、膝、股関節の軸がずれてしまうと各関節や筋への負担が大きくなってきます。
これがジョギングになれば、その負担はさらに大きくなります。
歩くだけで、膝関節にかかる負担は、体重の3倍以上になると言われています。
走ることで5倍、階段昇降では8倍の負担だそうです。
それだけの力が、しっかりとまっすぐ、関節面に均一にかかるのと、
斜めに偏ってかかるのとでは、まったく関節へのダメージが変わってくることが想像できると思います。
運動の強度が上がれば、関節への負担も増加します。関節痛や筋肉痛、場合によっては靭帯損傷などにもつながりかねません。
運動を始める前には、足部の状態を確認しましょう。そして偏平足など下肢の関節の歪みの原因がある場合には、インソールを使用して関節の角度を適切に保つようにしましょう。
健康に自分の足で歩き続けるために
「リハガーデンてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
リハガーデンてくてく
フットマスター 久保達郎(理学療法士)
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