知らない間に減っている靴底。
立っている時、実はバランスが崩れているのに
毎日少しづつ減っていくから、なかなか気づかない。
片側だけが減っていたり、つま先の底だけがツルツルになっていたり、
いびつに減っているなら、お身体に不調が出ているのではないでしょうか?
特に、減り方の左右差があると骨盤の歪みも大きくなります。
足首が歪むと骨盤が歪み、私たちの身体は上半身でバランスをとろうとするため、
筋肉が緊張状態になり、血行も悪くなります。
その状態が続くと、肩こり、首こり、頭痛、腰痛、
いつもとれない疲労感などの原因となります。
骨盤を整えれば、お身体の歪みがなくなり体調は良くなるのですが、
立った瞬間に足首は歪むので、またお身体は歪んでしまいます。
足首は家で言えば「基礎」、クルマの「タイヤ」
基礎が傾いた家は、年月とともに傾き、ドアの建付けも悪いでしょう。
タイヤの大きさや空気圧が左右で違っていたら、向きが違っていたら、
クルマは真っすぐ走れません。
人の身体も同じ。
足首が歪んでいると、お身体全体の歪みはなくなりません。
また、足裏と地面の設置面積は体表面積のわずか1%。
たったこれだけの面積で、全体重を支えています。
この面積で体重を支えているのが3つのアーチです。
足裏にある3つのアーチが適切な高さを保ち、しっかりと体重を支えるためには、
足首の働きが欠かせません。
足首が歪んでいるとアーチが正しい位置を保てなくなり、
うまく機能しなくなります。
また、足関節は多くの小さな骨の集まりですが、
多くの靭帯でつながっています。
もともと靭帯がゆるい場合もありますし、加齢によって確実にゆるんできます。
そのままにしておけば、どんな人でも確実に足首は歪んでいくのです。
その歪みに気づくきっかけが、靴底の減り方なのです。
南青山『足から治療院』Creare
スタッフ 後藤寿美子
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