全国で開催させていただいております
出張ウォーキング教室。
足の座学に始まり、レッスンと足の特別個別相談、
そしてオーダーメイド矯正インソール製作会。
先週は 大阪での開催でした。
2日間に渡り
素敵な御縁を繋いでいただきまして
多くの方にお越しいただいたのですが
その中に ずっとヘルニアに悩まされていた男性がいらっしゃいました。
お話を伺うと
今まで2度のヘルニアで辛いご経験をされているとのこと。
まずは
正しい立ち方・正しい歩き方をお伝えし
オーダーメイド矯正インソールをご試着いただいた瞬間
周りのご参加者はもちろん
ご本人も驚きの声!
立っている姿勢やお身体の使い方が
見違えるほどに変わったのです。
お身体の不調には
必ず原因があります。
何事も 正しい情報を
正しい方法と正しい順番で行うことが大切。
本日は
不調の『原因を知る』ことに焦点をあてて
肉体的、精神的な健康について
お話したいと思います。
大切なのは『原因』を知ること
私の書籍
『正しく歩けば不調が消える!1日300歩ウォーキング』日本文芸社
にも書かせていただきましたが
今回は 20年近く腰痛で悩まされていたクライアント様が
『不調の原因を明らか』にし
その原因にアプローチすることによって
ご本人も驚くほどに回復されたお話です。
当時 30代後半だった男性<以下Aさん>
『腰部脊柱管狭窄症』と診断され
長年 腰痛に悩まされていました。
既に30~40もの病院で診察を受けており
さらに3度にわたる手術。
どこに行っても腰痛は良くならず
4度目の手術をしようかと悩んでいらした時に
私のところにお越しになりました。
腰部脊柱管狭窄症とは
腰部の脊柱管が狭まり
中を通っている神経が圧迫されて
腰痛やしびれが起こる症状です。
安静にしていると痛みを感じにくいのですが
5分も歩けば
足がしびれたり、腰が痛くなると言う
大変厄介なもの。
加齢や重労働をする方に多いとされるのですが
Aさんは そのどちらにも当てはまりません。
まずは靴の診断から
私たちフットマスターの治療院では
まず最初に
履いていらっしゃる靴と足の状態を診断いたします。
Aさんが初めてお越しになった時も
まずは足もとから確認。
その日のAさんは
とてもおしゃれなイタリア製の靴を履いていらっしゃいました。
Aさんが履いていらっしゃったのは
28.0㎝の靴。
ところが!
Aさんの足のサイズを測り 適正な靴のサイズを診断したところ
なんとその適正サイズは
25.5㎝!!
Aさんの足を診てみると
甲高・幅広の足。
スマートでかっこいいイタリア製の靴は
非常に幅の狭い細身の靴。
つまり
足の形と靴の形が
全く合っていなかったのです。
大切なのは 靴・歩き方・インソール
そんなAさんに
まずさせていただいた治療は
『足に合った正しい靴を買う』
そして
正しい靴を履いて
『新保式ボールウォーキング』の指導です。
靴を変え、歩き方を意識しただけで
Aさんの姿勢は見違えるほどに良くなりました。
新保式のウォーキングをご習得されるにつれ
無駄に筋肉を使って歩くことがなくなりましたので
『疲れにくくなった』とおっしゃっていました。
そして
Aさんの骨格に合わせて作製した
の仕上がりと共に
Aさんの足のサイズに合った正しい靴に
Aさんのお身体に合わせたインソールを入れ
新保式ボールウォーキング
を実践。
すると
初診の際
今までの最大限に痛む時を数値化して『9』とおっしゃっていたのですが
治療を続けていくと『1』や『2』程度まで腰痛が治ったとのこと。
腰痛が改善に向かい始めると
内面もみるみる変化。
腰痛が辛くてお仕事を休まれている時期もあったそうですが
今は症状も改善し お仕事にも復帰されています。
不調の原因は “足” にあり
足はお身体の土台です。
Aさんの症状は腰痛。
実はその痛みの原因一つは、Aさん自身の足もとにあったのです。
人間の身体にある208個の骨のうち
その4分の1の 56個が足にあり
腱や靭帯、関節や筋肉と複雑に関係し合って機能するのが
私たちの『足』。
お身体全体の 4分の1の骨が足に集中していることから
いかに足への意識が重要かがお分かりいただけるかと思います。
私たちの足は お身体の大切な土台。
家に例えると 基礎にあたり
車に例えると タイヤにあたります。
どんなに素晴らしいお家を建てても
基礎や地盤が歪んでいたら 台無しです。
どんなに高級な外車に乗っていても
タイヤが曲がっていたら まっすぐには進みません。
私たちのお身体も 全く同じ。
どんなに上体を整えても
足もとが歪んでいたら台無しです。
今お悩みのその不調。
その原因は あなたの足もとに隠されています。
まずは不調の原因を知ることから始めませんか?
足のことなら 是非お近くのフットマスター治療院へ