私たちの身体の土台は足。
そして 日々歩く際にその足をサポートするのが『靴』です。
靴は、私たちの足をサポートもしてくれますが
一歩選び方を間違うと
逆にお身体の不調をもたらす大きな原因に!
今でこそ 外を歩く時には靴を履く日本人ですが
実は 私たち日本人にとって靴文化の歴史はまだ浅く
もともと草履文化だった日本人は
どうしても 履きやすさや脱ぎやすさを重要視した靴
を選んでいらっしゃる方が多いのが現状です。
ご存知ですか?
あなたの足を守ってくれる靴選びは
『履きづらく 脱ぎにくい靴』
『足にフィットして 一体感のある靴』
なのです。
靴は ファッションであると同時に
『足を守る』という大切な役割を果たします。
正しい足首の動きをサポートし
サイズがきちんと合っていて
あなたが本来持っているお身体のポテンシャルを
遺憾なく発揮できる靴選びが大切です。
こんな靴を選んでいませんか?
間違った靴選びは
足の痛みや歪みを招くだけでなく
膝痛・腰痛・股関節痛・肩こり・首こり
内臓疾患・自律神経の乱れ・頭痛や冷えなど
お身体や心にまで大きな影響を及ぼします。
こんな靴を選んでいませんか?
① 明らかに足より大きな靴
想像してみてください。
お子さんが 遊び半分で大人の靴を履いている姿。
靴の中で足が泳いでしまい
靴が脱げないように足指に無駄に力が入ります。
かかとは不安定で ひきずるような歩き方となり
足指が上手く使えないことで
地面から受けた衝撃を次の一歩にする推進力に代える事ができません。
身体に力が入り
様々な筋肉がこわばります。
こわばった筋肉のせいで
お身体はどんどん歪みます。
足腰が痛くなったり 冷えやむくみが生じ
疲労を感じやすくなります。
サイズが大きい靴は
お身体のあちこちに大きな影響を与えてしまうのです。
② 足より小さい窮屈な靴
足の 一番長い指からかかとまでの足のサイズ。
このサイズよりも小さな靴を履くと
足の指をしっかり伸ばせません。
その為 指先で踏ん張って体重を支えると
つま先に重心がかかります。
この状態は 交感神経が過緊張の状態となり
呼吸が浅くなりますし
リラックスもできません。
これは
ハイヒールや 先の細い革靴だけでなく
スニーカーやローファーなど
全ての靴において 当てはまります。
③ かかとが合っていない靴
足のサイズは合っているのに
かかとが抜けるような感覚になる靴。
かかとが合っていない靴も危険です。
特に 女性はかかとが小さい方が多いので
足のサイズだけでなく
かかとのフィット感も重要です。
歩く時に かかとが左右に揺れたり抜けそうになると
お身体の重心軸も左右に揺れて歩いてしまいます。
大切なのは
いかに安定して 省エネルギーで歩けるか
ということ。
かかとが合っていない靴では
不安定な足元をなんとかお身体でバランスを取ろうとして
まっすぐに進むはずが
蛇行しているかのような感じになります。
特に女性は 内股の方が多い為
膝が内側に入り 痛みの原因にもなりかねません。
また 重心を左右の足に移動させながら移動するので
骨盤もこれに連動して左右差が生じてしまい
骨盤に囲まれている子宮・卵巣などへも刺激が加わり
婦人科系の不調が出やすくなります。
かかとは 足が地面に着地する際の大切な部分でもありますので
この部分をないがしろにすると
いつの間にか 歩く度にお身体の歪みを招いてしまうのです。
④ 歩いていると脱げてしまいそうな軽い靴
靴底がペラペラな靴。
フットマスターの治療院にいらっしゃる方にも
フラットシューズを愛用する女性が多くいらっしゃいます。
こういった靴は
靴底がペラペラで靴自体の構造が弱い為
足の動きを支える役割をしません。
かと言って 裸足の感覚とも違います。
歩く際に自分の足のアーチを使って支えられず
ふくらはぎなどの筋力を使って
体重を支えようとする為
足の疲労感も強く出やすくなります。
⑤ 不安定な柔らかい靴
柔らかい靴。
一見 足にフィットして優しい靴の印象を受けるかもしれません。
しかし 着地した時に足が安定しないので
足裏の筋肉である足底筋が疲労しやすくなります。
また 着地した時に足を上手く支えられないので
足首が内側に倒れやすくなり
扁平足になる恐れがあります。
柔らかい靴は
お身体を支えきれず
足の大切なアーチをも崩してしまうのです。
以上、一つでも当てはまる方。
なんとなく思い当たる節がある方。
すぐに靴選びを見直す必要があります。
毎日履くその靴が
いつまにか あなたのお身体を歪ませ
本来持っているお身体のパフォーマンスを
下げてしまっているのです。
正しい靴選び。
正しい知識を本当にご存知ですか?
私たちフットマスターは
正しい歩き方や 正しいインソールをお伝えすると共に
必ず 『正しい靴選び』についてもお話します。
今日踏み出すその一歩。
毎日履くその靴。
まずは お近くのフットマスター治療院で
チェックしていただくことをオススメします。
毎日履く『靴』だからこそ
お身体を支える『足』だからこそ
まずは 足もとから見直しませんか?