こんにちは!
埼玉県の最北端、上里町の「フットマスター」理学療法士の久保です。
平成最後の年末は、社有車の掃除や片付けであわただしく過ぎ、
元旦からは新年会連戦で、体重も増え気味。
そろそろ通常の生活に戻して、健康管理といきたいところです。
僕のリハビリ施設では、関節症や骨折後など整形的な治療の他に、
脳血管障害で運動麻痺などの症状が出ているお客様もいらっしゃいます。
麻痺は、脳がダメージを受けた部位や程度により、回復の度合いや速度がさまざまです。
入院中のリハビリでは、在宅での生活を考えて、まずは「歩けること」が優先される場合がほとんどです。
そして退院するにあたっては、
「運動習慣をつけることが大切です」
「毎日散歩をしましょう」
といったアドバイスを受けることが多いわけです。
ところが、ある程度回復して歩けるようになり、日常生活には不自由しなくなったとしても、完全にもとに戻っているわけではありません。
麻痺によって足部の状態に左右差が発生する場合もありますし、無意識的に麻痺側の足にあまり荷重をかけなくなって立位バランスが悪くなる場合もあります。
そのような身体の状態で、「運動習慣が大切だから」と毎日の散歩を続けたとしたらどうなるでしょう?
確かに内臓的には、適度なエネルギー消費と代謝の促進など、効果的な面もあるでしょう。
しかし関節や筋肉はどうでしょうか?
運動麻痺により足底のアーチが潰れて左右差が大きくなり、それにともなって足関節が歪んで歩くたびに膝や股関節にダメージを与える状態になることが考えられます。
また麻痺側の足にしっかりと体重がかけられていない場合でも、反対側の関節や筋肉の負担ばかりが大きくなり、それが痛みにつながる場合もあるのです。
やみくもに歩くだけでは、かえって害になってしまう場合もあります。
運動習慣も大切ですが、正しくアライメントされた下肢で歩くことも同じように大切なのです。
オーダーメイド矯正インソールを使用することで、足部の左右差を整えて足本来の機能を取り戻し、足首や膝を正しい角度で使うことができるようになります。
健康に自分の足で歩き続けるために
「リハガーデンてくてく」では、
美しさや若さを保つための姿勢矯正、正しい歩き方の指導、
足に負担をかけない靴の選び方などをアドバイスさせていただいています。
足のお悩み、お気軽にご相談ください。
リハガーデンてくてく
フットマスター 久保達郎(理学療法士)
https://www.facebook.com/shinya.tekuteku
足のお悩みは全国のフットマスターにご相談ください。