こんにちは。山形のフットマスターüberボディメンテナンスの髙橋篤史です。
ここ数日、ワールドカップでの寝不足に加え、梅雨で体調不良の方が増えています。
梅雨の時期は、低気圧の影響で自律神経が乱れやすく、体がだるくなりがちです。
気温の急激な変化や、湿度、日照不足などのは体にも気持ちに負担になります。
更に、歩きにくいレインブーツや雨で濡れた靴も体の不調を加速させます。
梅雨時期の不調を進行させないためにも、足元から出来ることを考えてみましょう。
足の重要な3つの役割
足には重要な役割が3つ有ります。
・体重を支える
・歩きをスムーズにする
・血液を心臓に送り返す
しかし、梅雨時期は地面が歩きにくく、靴も濡れ易いため本来のパフォーマンスを下回ります。
そのため、足の3つ重要な役割が阻害されてしまいす。
足の役割を正常に保つためには、ちょっとした工夫が必要です。
靴を濡らさない工夫
歩きにくい靴は足に大きな負担を与えます。
雨、水たまりなどで濡れた靴は重くなり、歩きにくいだけでなく、足の温度も奪います。
防水スプレーなどの防水対策は必須です。
また、濡れてしまった靴は乾かし方や保管の仕方によっては
フィット感の減少や、靴の機能低下を招きます。
・新聞紙などの紙類を靴の中に詰めて、湿気を取る。
・ドライヤーの冷風、送風を靴の内側にあてる。(熱風は避ける)
・風通しのよい日陰で乾いたタオルを敷き、1~2日置いておく。
靴の乾かし方の詳細は省略させて頂きますが、
濡れた靴は完全に乾くまで履かないことが、足のためにも、靴のためにも重要です。
足を温める工夫
梅雨の影響で疲れた足のケアに足湯がおすすめです。
大きめの洗面器に38度程度のお湯を張り、
椅子に座りながら15~20程度足をつけます。
100ccほどマグネシウムの入浴剤をいれると
発汗作用、血行促進、筋肉を柔らかくし、リラックスするのにおススメです。
また湿度の高い季節は足の雑菌も増えるため、足を清潔に保つためにも効果的です。
立ち方、歩き方の工夫
雨の日に立ち方、歩き方を意識するのは難しいですが、毎日のちょっとした意識が大切です。
身体の正しい使い方を意識しなければ足への負担が大きくなります。
足は体の基礎です。土台が歪めば全体が歪んでしまいます。
一番簡単な方法は、バランスポイントに重心を乗せることです。
「バランスポイント」とはかかとの少し前で、内くるぶしと外くるぶしを結んだ真ん中です。
この位置に体重が乗せられるようになると、無駄な筋力を使わなくても自然に立つことが出来ます。
身体の歪みを防止するだけでなく、身体のパフォーマンスも向上します。
毎日のケアと意識が足の機能を正常化させる
靴、足を労り、ちょっとした意識の変化が足の機能を活性化させます。
また、足の3つの重要な役割が正常化することで、様々なメリットが生まれます。
・体重を支える→
足のアーチがしっかりすれば、身体を支えるために無駄な力が掛からなくなります
・歩きをスムーズにする→
足首が良い位置で機能すれば、滑らかに動くことが出来ます
・血液を心臓に送り返す→
ふくらはぎが上手く使えればむくみが解消し、疲れにくくなります
足の機能向上は、梅雨の体調不良の改善にも繋がります。
足元のケアをしっかりして、爽やかな夏を迎えましょう!
überボディメンテナンス
高橋篤史
https://www.uber-seitai.com/
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