よつ葉整骨院院長
柔道整復師
フットマスター
さとう式リンパケア、MRT(筋ゆる)、セラピスト
SS健康法セラピスト
靈氣サードアチューメントの山下です。よろしくお願いいたします。
最近、厚生労働省だったかな?の啓蒙活動で
通勤にスニーカーなどの歩きやすい靴を履くように社会的に変えていこうというニュースを見かけました。
良い傾向だとは思いますが、いまさらやっとこの程度のレベルの話が出てくるのかと危機感を感じ、
僕らの活動の中でももっと靴というアイテムをどのような選択をしながら使っていくかということを広めていかないといけないと痛感します。
ちょうど通勤靴の話がまくらになったので、革靴について書いていこうと思います。
革靴というのは、本来自分で手をかけながら育てていって自分の足に合うように時間をかけて使っていくアイテムです。
雨の日に履くなど論外ですし、万が一出先で雨に降られて濡れてしまったら、帰ってすぐに手入れをしなければいけません。
毎日連続で履くことも長持ちさせるためには良くないですし、型崩れの原因にもなります。
そのようなことを当たり前に生活の一部として出来ることが前提で履かれていたのです。そういう部分はなかなか根付いていないのが現状ですね。
大雨や、雪の日にテレビで駅周辺で張っていて転ぶ人の映像を集めて流していますが、あれを見て皆さんはどう感じるでしょうか?
僕の感想は馬鹿だなぁ・・・。の一言です。
転倒している人の大多数は革底の革靴を履いています。自分で転びたくて履いているとしか思えません。
革底の靴は靴全体が呼吸を出来るのでアッパー(ソールから上の部分)の革が傷みにくいですし、湿気も吸収してくれます。
靴の為には大きなメリットですが、革底は大変滑りやすいです。革底がなぜ当たり前だったかといえば、道路が石畳だったからです。
石畳は摩擦が大きいので革底でも滑りにくいのです。
それを現代日本のコンコースのような人工大理石やタイル張りの濡れている床や雪の上を歩こうなどは正気の沙汰ではないのです。
毎回何十人も救急搬送され、時には死亡例まで出てしまっていますが、靴の選択の誤りにより自ら事故を呼び込んでいる事実が残念でなりません。
雨や雪でなくでも革底は滑りやすいですから、初めて履く前にサンドペーパーである程度革を削るか、滑り止めを張ることをお勧めします。
厚生労働省が啓蒙し始めたように、通勤は運動靴、革靴は持って歩くか、会社用に置いておくことも足の為には良いですね。
靴は地面と足との大事な接合アイテムです。自分が出掛けた先でどのような環境で歩かなければいけないのかを考えて靴を選びましょう。
靴と足についてまで書こうと思っていたのですが、それはまたの機会に
最後に革靴の画像を何枚かあげておきますので、ご参考まで
サンドペーパーでやすったソール
同じく
滑り止めを張ったソール
元々ゴムのソール
スニーカータイプでもこれだけ減ってツルツルだと滑ります。
よつ葉整骨院 院長
山下 大輔
http://yotsubaseikotsu.com/
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