フットマスターブログをお読みいただきありがとうございます。
フットマスターの鈴木学です。
突然ですが、
みなさん、起立した時に、足の指、床についてますか??
もし、足の指が床についていなかったら、「浮き指」と呼ばれる状態かもしれません。
「浮き指」とは、立ったり歩いたりしたときに足の指が地面につかない状態のことをいいます。
そのままにしておくと、腰・膝の痛みや肩こり・めまいなどの原因につながることもあるようです。
「浮き指」になりやすい人は、
・自分の足より大きいサイズの靴を履いている
・逆に自分の足よりとても小さいサイズの靴を履いている
・足が安定しない 足の甲が当たらない、踵がぐらぐらするスリッパを履いている
など、歩いているときに履物が脱げないように、足の指が上に向くような習慣があるかもしれません。
他に浮き指になる原因として、歩く機会が少なかったり、足の指を使う機会が少ないなど、
足指を使わないことによる筋力の低下も考えられます。
いつもの姿勢が、
今のお身体の状態を作り出しているので、
何かお身体で不調がある場合、
いつもの姿勢がどのような姿勢かを見つめなおしてみるのもいいかもしれません。
浮き指とはどんな状態のこと?
歩くとき痛みがあるけれど浮き指なのか分からない、という人も多いと思います。
ここで浮き指という症状についてご紹介します。
足の指が地面から浮いている状態
人が起立するときの自然な姿勢は、土踏まず以外の足裏全体が地面についている状態です。
しかし、浮き指の場合、足の指が反っているため、または丸まっているため、地面についていません。
そのため、重心が指のつけ根とかかとの2点になってしまうのです。
浮き指が身体に与える影響
浮き指は、足の状態を測定したり、じっくりとご自身の足を観察していないとわからない症状でもあります。
そのため、浮き指であることに気づかず放置している人も多いと思います。
しかし、浮き指は体にさまざまな不調をもたらす原因になるのです。
冷えやむくみ
足の裏は、全身の血液にとって折り返し地点になります。
浮き指の状態が続いて足裏の筋肉を使わなくなると、全身の血流が悪くなってしまいます。
血流が滞ることによる「冷え」や、足に老廃物がたまりやすくなることで「むくみ」が生じやすくなると考えられます。
腰痛や肩こり
浮き指だと足のアーチがしっかりしていない状態であるため、地面からの衝撃を吸収する力が弱くなります。
そのため、歩いたり走ったりするたびに、ひざや腰に地面からの衝撃が直接伝わってしまい、身体の痛みにつながりやすくなります。
この状態が慢性化してくると、痛みをかばうようになるため、上半身にもゆがみが生じてしまいます。
その結果、ひざ痛や腰痛だけでなく、肩や首にも痛みを感じるようになってしまう可能性が大きくなります。
浮き指になってしまったら・・・・
次のような対策方法があります。
①足の形を矯正する道具を使う
足の裏のバランスを整えてあるくことができるように、インソール(中敷き)を使用するとよいです。
自分でできる浮き指の改善方法としては、テーピングやサポーター・専用靴下を使って足の形を矯正するものがあります。
自分のからだの骨、関節の形に合った、オーダーメイド矯正インソールが効果的です。
②浮き指に効果的なトレーニングをする
浮き指を改善するためには、足指を鍛えると良いです。
足指のグー・パー運動
足首を伸ばしたり反らしたりするのを繰り返す運動
など、手軽にでき効果的です。
③自分の足に合った靴を選び履く
大きすぎる靴や指先が窮屈な靴はおすすめできません。
靴を選ぶときに必ず押さえておかないといけないポイントがあります。
そのポイントをしっかり押さえて靴選びをしましょう。
④歩き方を改善する
身体をしっかり伸ばしながら足の指先までしっかり使って歩ける、「ボールウォーキング」が効果的です。
足の測定や足のでご不安がある場合は、
お近くのフットマスターを訪ねていただけると幸いです。
フィールフィールド株式会社
代表鈴木 学
http://www.feelfield.co.jp
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