こんにちは!
チーバ君のベロのあたり,
そんな千葉県浦安市にある『くりた整骨院』
院長でフットマスターの栗田です。
千葉県といえば,正式ではないものの,県の花として
「菜の花」が広く親しまれているので,
これからの時期,桜と同様に楽しませてくれそうです(^-^)
さて,春になりウォーキングやジョギングなど,
少しずつ運動を始める方も多いのではないでしょうか?
そうすると多くなってくるのが
「踵(かかと)が痛い」
と言って来院される患者さんです。
かかと周辺の痛みは大きく分けて2種類
ひと言で『踵の痛み』と言っても,痛む部位によりその原因は変わってきます
①アキレス腱炎(アキレス腱周囲炎)
図1の赤〇部分に痛みが生じている場合,
一般的には『アキレス腱炎』と呼ばれ
マラソンなどの運動をする方に多くみられる障害です。
症状としては
初期では,運動後に踵の後ろあたりが痛い
症状が進行してくると,階段の上り下りが痛い・日常の歩行時も痛い
となります。
図1
アキレス腱炎の原因と対策法
アキレス腱炎になる原因は大きく分けて3つあります
(A)運動量が多すぎる
ジョギングを始めようと思い立つと,多くの方は頑張りすぎてしまい
急にたくさん走ってしまいがちです。
その結果,アキレス腱に負担がかかり炎症を起こすことがあります。
最初は物足りないくらいの距離から始め,徐々に距離を延ばすことが大切です。
また痛みが出たら無理せずにまずは安静が大切です。
(B)ふくらはぎの筋肉の硬さ(柔軟不足)
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)が合わさりアキレス腱となり,それが踵の骨に付着しています。
よって,ふくらはぎの筋肉の柔軟性が十分にないと,アキレス腱付着部の踵の骨付近に負担がかかり
炎症が生じます。
しゃがむと踵が浮いてしまう方などは要注意です!
また,激しい運動により疲労が蓄積し筋肉の柔軟性が失われ,結果的に痛みが生じている方もいるので
(A)と(B)は相関関係にあるので,安静だけでなく,筋肉の柔軟性の回復のために
整骨院・治療院などでしっかりとケアすることをおススメいたします。
(C)足が内側に傾く(足の過回内)
先ほどアキレス腱炎の痛みが出る場所として挙げた写真,
足部に注目してみると,図2のように,足首が内側に傾いています。
この状態を足の過回内といいますが,(わかりやすく言うと”偏平足”です)
このような状態の方はアキレス腱炎になりやすいです。
これは,足首が内側に傾いているために,
通常よりもアキレス腱も内側へ引っ張られる状態になります。
さらに,歩いたり走ったりすることにより,さらに足首が内側に傾くために
アキレス腱への負担が増え,結果的にアキレス腱炎になります。
この状態の足では,炎症が起きて安静にしても,ふくらはぎのストレッチをしても
根本からの改善にはつながらず,再び運動をするとアキレス腱炎が再発しやすくなります。
よって,その改善法としては
足のアーチをその人本来の正しい位置に戻し
内側に傾いた足首と下腿が真っ直ぐになった状態
ニュートラルポジション
と呼ばれる,人間が本来持っている足首の基準の状態にする必要があります。
(参考文献:ファンクショナルテーピング)
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図2
傾きを元に戻すのが『オーダーメイド矯正インソール』
残念ながら,内側に傾いた足を元に戻すことは,自分自身ではどうすることもできません。
手技療法やテーピング・市販のインソールなどでは
完全なニュートラルポジションすることは不可能です。
傾いた足を元に戻すことが出来る唯一の方法が,『オーダーメイド矯正インソール』です。
オーダーメイド矯正インソールを使用することにより
アキレス腱への負担を減らすことが出来,アキレス腱炎を根本から改善します。
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それでは次に,もう一つの『踵の痛み』についてお話ししていきましょう!
②足底筋膜炎
図3のように,足の裏の踵に近い部分が痛むものは
足底筋膜炎と呼ばれます。
足底筋膜とは,ご自身の足の指を思い切り反らすと
足の裏が固くなる部分です。
図3
足底筋膜炎になる原因とは
足の裏には,足底筋膜と呼ばれる,膜のように薄く幅広い腱が,
かかとの骨から足指の付け根まで張っています。
図4のように弓矢の弓と弦のような関係になっていると思ってください。
歩くなど体重がかかるたびに足底筋膜が伸ばされる状態になり,
その結果として,かかとの少し前のあたりに,強い負担がかかり,
赤い矢印付近に痛みを生じるものです。
特徴的な症状としては
①朝起きた直後の数歩が痛い,しばらく歩いていると痛みが気にならなくなる
②ずっと座っていた直後の動き出しの数歩が痛い
③かかとの少し前の部分を押すと限局した圧痛がある
などがあります。
図4
その原因としては
・大きすぎる靴を履く(足に合わない靴を履く)
・母趾で蹴る歩き方をする(正しい歩き方が出来ていない)
・足の裏のアーチの崩れ
主にこの3つが挙げられます。
この3つの改善法についてはフットマスターブログ内でこれまでも説明されてきたので
今回は省略させていただきますが,
やはり,アーチの崩れに対しては『オーダーメイド矯正インソール』の使用を
おススメいたします。
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くり返す『踵の痛み』を根本から治しませんか?
詳しくはお近くのフットマスターまでご相談下さいね!
全国のフットマスターが、必ずあなたのお力になります!
千葉県浦安市当代島2-2-1
くりた整骨院
院長 栗田 勝彦
http://kurita-seikotsuin.com/ (随時更新中!)
http://k-seikotsuin.jugem.jp/
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