いつもフットマスターブログをお読みいただきありがとうございます。
健康のための取組みとして ウォーキングを始める方は多いのではないでしょうか。
朝の気持ちの良い空気を吸いながら、からだを動かすとさわやかな気分になります。
健康のためには、歩くことがとても大切とよく聞きます。
世間で1日1万歩必要だといわれる理由を見てみます。
厚生労働省が1日の目標カロリー消費量を300kcal目指しましょうと定めた数値から来ています。
1日1万歩の根拠の内容を見てみると・・・(厚生労働省ホームページより抜粋)
“海外の文献※から週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に
相当する身体活動が推奨されている。
歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、
体重60kgの者が、時速4km(分速70m)、歩幅70cm、で10分歩く(700m、1000歩)場合を計算すると、
消費エネルギーは30kcalとなる。つまり1日当たり300kcalのエネルギー消費は、1万歩に相当する。
歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式
水平歩行時の推定酸素摂取量(ml/kg/分)=安静時酸素摂取量(3.5ml/kg/分)+0.1×分速(m/分)
この式によれば、体重60kgの者が、分速70mで10分間歩くと、
6300mlの酸素を摂取することとなる。
これに「酸素1リットル当たりのエネルギー消費量=5kcal」の関係を当てはめると、
約30kcalのエネルギー消費量に相当することが求められる。“
※参考文献:Paffenbarger RS Jr et al: Physical activity, all-cause mortality and longevity of college alumni. N Engl J Med 1986;314:605-613
1日1万歩というのは、酸素の摂取量(呼吸)を基準に考え出された数値であることがわかりました。
つまり1日の歩行時間を100分!1時間40分!しましょうと!!
言い換えると、からだが、この酸素の摂取量と同じ運動ができれば、
健康が維持できるということが言えます。
健康のためには、歩行の「量」(歩数)も大切ですが、
「質」(歩き方)がもっとも大切ですと考えます。
質(歩き方)がからだに効果的なものであれば、量(歩数)は、少なくても良いということができます。
からだの関節(膝や足首など)に負担のかかる歩き方をしている場合、
歩数が多くなるほど、からだを痛める原因となってしまします。
質(歩き方)を上げるためには、どのような歩き方をしたらいいでしょうか。
質を上げるポイント
◎基本ポイント
①正しく立てること(1回の呼吸の酸素摂取量が変化します、歩行時のからだにかかる負荷を小さくします。)
◎重要ポイント
①ひざを伸ばしてかかとで着地
②後足のかかとを上げる
③後脚の付け根を伸ばす
④足先を進行方向に向ける
⑤ふくらはぎのポンプを使う
このポイントを押さえて歩行ができるようになると、
なんと
1日300歩!!
の歩行でからだに効果的な運動が可能になります。
また、スムースに歩くための靴選びもとっても大切になってきます。
詳しくは、お近くのフットマスターにお気軽にお問い合わせください。
お読みいただきありがとうございました。
フィールフィールド株式会社 代表
鈴木 学
http://www.feelfield.co.jp
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