こんにちは、山形のフットマスターüberボディメンテナンスの髙橋です。
2018年もよろしくお願いいたします!
さて、例年より寒さが厳しい中でいかかがお過ごしでしょうか?
私の地元では道路の凍結が多く、歩くのにも神経を使います。
ブーツ、長靴はスニーカーなどに比べ歩きにくく、足は疲れやすくなり、体への負担が多くなります…
足には重要な役割が3つ有ります。
・体重を支える
・歩きをスムーズにする
・血液を心臓に送り返す
しかし、ブーツや長靴(機能性の低い靴)を長時間履き続けると足の3つ重要な役割が阻害されてしまいます。
足のアーチが崩れれば、身体を支えるために無駄な力が入り
足首が硬くなれば、滑らかに動くことが出来ず
ふくらはぎが上手く機能しないとむくみやすく、疲れやすくなります。
更にふくらはぎの「コリ」は腰に痛みを飛ばすことがあります!
仙骨付近に痛みのあるクライアントBさん
昨年末から腰痛になり、整形外科では異常なしと言われたクライアントさんがいらっしゃいました。
除雪作業中に腰を痛め、仙骨付近に特に強い痛みがあるそうです。
痛みを訴えるクライアントさんはどうしても患部に目が行きますが、痛みの原因は意外と別の場所にあります。
Bさんはふくらはぎ(ヒラメ筋)に硬いしこり(硬結)があり、押圧すると仙骨付近の痛みが再現されました。
画像:トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル(医道の日本)
ふくらはぎのトリガーポイントが痛みの黒幕だった?
これは関連痛と呼ばれる現象で、トリガーポイントを触診すると現れます。
トリガーポイントとは筋骨格、筋筋膜の緊張が亢進している線維束内で過敏になっている部位です。
簡単に言うと別の場所に痛みを飛ばす性質を持つ「コリ」です。
トリガーポイントには発生を誘発する要因があります。
・反復動作
・筋肉にかかる急激な過負担
・慢性的な筋肉の疲労
・冷え
・直接の外傷
・炎症を起こしている関節の影響
など様々な要因で形成されます。
Bさんは除雪作業中に腰を痛めたとおっしゃってましたが、体への負担に加え、
長靴(機能性の低い靴)や冷えの影響で蓄積された疲れが痛みとなって現れたのだと思います。
ヒラメ筋の硬結が弛緩すると、仙骨付近の痛みも緩和されました。
トリガーポイントだけでは不十分?
痛みの原因になり得るトリガーポイントが不活性化されれば、痛みは改善されます。
しかし、なぜ硬結が形成されたのか?そこに目を向けないといけません。
痛みの原因であるトリガーポイントだけにアプローチしても、また痛みとのいたちごっこになってしまいます。
ヒラメ筋の硬結を誘発した要因として、凍結した地面と長靴の影響で、本来の足の働きが阻害されたことが考えられます。
足の機能低下を改善することが真の解決法ではないでしょうか?
足の機能を回復するには?
足の機能を回復するためには、日常生活での足への負担を減らし、足への意識を高めることが重要です。
・オーダーメイド矯正インソールを使用する
やはり、足の健康への近道はこれしかありません!
雪国は靴や地面の影響で足に負担のかかりやすい現実にあります。
だからこそ、正しい立ち方、歩き方、その一歩一歩が貴重になります。
まずはあなたの足の状態を知ることから…
なかなか改善しない腰痛、姿勢の悪さ、身体のゆがみは足首が原因かもしれません…
・あなたの足は大丈夫ですか?
・あなたの足に合った靴を選べてますか?
・正しい歩き方をされてますか?
まずはご自分の足の状態を知ることから始めましょう。
全国のフットマスターがあなたの足の健康をサポートします!
überボディメンテナンス
高橋篤史
https://www.uber-seitai.com/
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