よつ葉整骨院の山下です。よろしくお願いいたします。
今回は前回の記事で外反母趾の方の靴選びのポイントをお話しした内容の続きになります。
前回お話しした以外の大切なポイントについてお話しさせて頂きます。
今回のポイントは踵です。
皆さん、ご自分の踵をしみじみとご覧になったことありますか?
先ずはご自分の踵をよ~く観察してみてください。それから周りにいる方で踵を見せてもらえる方の踵を観察してみてください。
結構千差万別、一口に踵といっても色々な形をしていますね。
違いがあるということは、同じサイズの足でも、人によって合う靴が違ってくるということです。
分かりやすいタイプとして二つの例を挙げながら説明させていただきます。
最初に
踵が床から直角になっていて丸みのないタイプの踵の方
このタイプの方は靴のヒールの部分がフラットで、そんなにヒールカップが高くない靴を選んだほうがご自分の足に合う靴が選べる可能性が高いです。踵とヒールカップの形状が似ているのですから当然、そうなりますよね?
このタイプの方がヒールカップの深い靴を選んでしまった場合、ヒールカップの中心の深さの分遊びが出てしまい、
フィット感がない・ヒールカップの上部で靴擦れが起きて痛い・踵がぶかぶかする、などの悩みの原因になってしまいます。
次に
踵の後ろ側の丸みがあるタイプの踵の方
こちらのタイプの方は靴のヒール部分に丸みがあって、ヒールカップの高さは比較的に高めの靴を選んだほうが良いということになります。
こちらのタイプの方がヒールカップの浅い靴を選んでしまった場合、踵の丸みの一番高いところだけがヒールカップに当たってしまい靴擦れが起きて痛い・フィット感がない・こちらもやはり踵の上部の押さえがないので、踵がぶかぶかする、などの悩みの原因になります。
このようにヒールカップの丸みを自分の足の踵と合わせないと、様々な足の問題が発生してしまいます。
踵と靴を合わせることで靴のサイズ選びも変わってくるので、よりご自身の足に合う靴選びが出来るようになります。
是非、今お持ちの靴を並べてみてご自分に合っていると思っている靴や、履きやすいと思っている靴とそれ以外の靴を比べて、ご自分に合っている靴の特徴を探してみてください。
よつ葉整骨院 院長
山下 大輔
http://yotsubaseikotsu.com/
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