こんにちは!山形のフットマスターüber(ユーバー)ボディメンテナンスの髙橋です。
今年も残り少なくなり、寒さも本格化してきました。
寒くなると靴下を重ね履きされているクライアントさんが見受けられます。
「歩きにくくないですか?」と尋ねると、ほとんどの方が「はい」と答えられます。
中には「分かりません(笑)」とおっしゃる方もいますが…それは正直笑えません…
足の裏の感覚が低下していませんか?
足は体の土台として唯一地面と接しています。
足の裏には「メカノレセプター(感覚受容器)」と呼ばれる高性能のセンサーがあります。
足に掛かる圧力などを検知して、その情報を脳に伝え、体のバランスを保ちます。
冷えるからと言って、靴下を重ね履きするとこの高性能のセンサーの働きが低下します。
歩きにくさが分からないクライアントさんは、足の裏の働きが鈍くなっている可能性があります…
足の裏の感覚の低下は、足首の歪みの原因になり、外反母趾、偏平足、膝痛、股関節痛など体の不調を招きます。
裸足生活でメカノレセプターを活性化!しかし…
足の裏の高性能センサーを正常に戻すには裸足になることが有効です。
裸足になって地面に立ち、歩いたり、走ったりする健康法は、
足の感覚を研ぎ澄まさせ、足本来の機能を取り戻すために役立ちます。
しかし、健康のためと言っても、裸足で通勤したり、職場やお店で裸足になることは現実的ではありせん。
日常生活で足本来の機能を呼び覚ますには
現代社会において靴のない生活は考えられません。
そこで簡単に実践できるのは、上手に靴を履きこなすことです。自分に合った靴を選ぶことで足の負担は軽減出来ます。
更に、正しい立ち方、歩き方をすれば足の裏の「メカノレセプター」を活性化することができます。
歩行時の体重移動の順番と足の裏の「メカノレセプター」の分布している場所は一致しています。
正しい体重移動が出来れば、裸足にならなくても日常生活の中で足の裏のセンサーを活性化できます。
正しい足の使い方こそが足の裏の「メカノレセプター」を研ぎ澄まさせる最高の方法です!
・歩行時の体重移動の順番 ①→②→③の順番で体重を移動させます。
(かかとから着地して、かかとに乗った体重はかかとから小指の付け根にかけてのアーチで衝撃を緩和して、
小指の付け根から親指の付け根へと移行。)
寒い時こそ正しく歩く意識を!
寒いからと言って靴下を重ね履きして、足の感覚を低下させては行けません!
ふくらはぎには血液を心臓に押し戻すポンプの役割があります。
足の裏、足首を上手に使ってしっかり歩ければそれが冷え性の改善に繋がります。
正しい立ち方、歩き方を意識して冬本番に備えましょう。
今回で2017年の私の投稿は最後になります。
今年はフットマスターのサイトが立ち上げられ、ブログの記事を担当させて頂き非常に勉強になりました。
この機会を与えて下さった新保先生に感謝を申し上げます。
また、サイトの運営をサポートして下さる松口さん、飯田さん大変お世話になりました。
フットマスターの先生方のご活躍には大きな刺激を頂きました!本当にありがとうございました。
誰一人同じ足の人はいませんし、万人に有効な方法も無ければ、価値観も様々です。
施術、歩き方の指導、正しい靴選び、オーダーメイド矯正インソールを駆使して、
足の悩みを改善に導き、クライアントさんの足を幸せにすることがフットマスターの使命だと思います。
2018年も一人でも多くのクライアントさんを笑顔に出来るように精進していきたいと思います!
来年もよろしくお願いいたします!
überボディメンテナンス
高橋篤史
https://www.uber-seitai.com/
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